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和歌山市長選に市議・芝本和己氏が6人目の出馬表明 2026年8月9日投開票、候補者乱立の激戦へ

2026-07-16
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芝本氏が6人目の出馬表明 23年間の議員経験を武器に地産地消の市政を目指す 芝本和己氏は和歌山市出身で、高野山大学卒業後、介護老人保健施設への勤務などを経て、2003年に和歌山市議会議員選挙で初当選しました。現在は通算6期目で、副議長・議長なども歴任した経験豊富な地方政治家です。市長選への立候補は2014年以来2度目となります。 芝本氏は市役所で行った記者会見で「まるごと、地産地消」を政策の柱に掲げ、地場産業や文化的資産など市が持つ力をつなぐ市政を目指すとしました。具体的な政策としては、市の予算の地域循環を促す「バイローカル」の仕組みの導入、育児などで離職している潜在的な保育士・看護師などの現場復帰サポートのほか、GX産業の誘致やニット産業のブランド化、DX推進による行政の「見える化」、次世代リーダーの育成なども挙げています。 芝本氏は出馬理由について「議長を経験し、市全体の課題が見えてくる中、支援者からの出馬要請と私の志と情熱が一致した」と説明しました。23年間の議員生活を通じて培ってきた政策立案力と現場感覚を訴えていく構えです。 >和歌山は宝の山なのに、なんでこんなに元気がないんやろと長年思ってきた。つなぐことで全然違う景色になると思っています 現職・尾花市長が12年間の市政に幕 膵臓がんで治療に専念へ 今回の市長選が混戦となった背景には、現職の尾花正啓市長(73)が2026年3月2日の市議会本会議で、膵臓がんの治療に専念するため4期目不出馬・退任を表明したことがあります。尾花氏は2024年4月に膵臓がんを公表していたほか、2026年1月には別の病気も発症し、約3週間の職務代理期間を置いていました。 尾花氏は東京大学卒業後、和歌山県庁で道路局長などを歴任し、2014年の市長選で初当選。現在は3期目で、市中心部への大学誘致や施設整備などで成果を上げてきました。12年間に及んだ尾花市政の後継者を誰が担うかが、今回の選挙の大きなテーマとなっています。 >尾花市長はがんと闘いながら市政を続けてきた。その後を誰が引き継ぐのか、しっかり見極めたい 6人が名乗りを上げた乱戦模様 自民推薦見送りで構図が複雑に 現時点で立候補を表明しているのは、神職の福井清光氏(57)、元和歌山市長の旅田卓宗氏(81)、前市議の浜田真輔氏(64)、県議の尾崎太郎氏(60)、県議の片桐章浩氏(64)、そして今回表明した市議の芝本和己氏(58)の6人です。 尾崎氏は自由民主党(自民党)県連に推薦願を提出し、浜田氏と共に最終候補に残りましたが、自民党県連は分裂選挙を回避することなどを理由として両氏の推薦を見送りました。自民党の支持基盤が分散する中、組織票を束ねる軸が定まらないまま選挙戦に突入する見通しで、6人の混戦は容易には絞り込めない情勢です。 片桐章浩氏(64)は和歌山市出身で和歌山大学大学院を修了後、市議などを経て2007年から県議として5期目を務めています。尾崎太郎氏(60)は学習院大学法学部を卒業後、和歌山市議を経て2003年から県議として6期目です。いずれも県議としての豊富な経験を背景に市長職への転身を図っています。 >候補者が6人もいるのは選択肢が増えてよかった反面、誰がいいかわかりにくくなった。それぞれの政策をしっかり比べたい 和歌山市の課題 人口減少・地域経済の停滞に次の市長はどう向き合うか 和歌山市が抱える課題は深刻です。人口は長期にわたって減少を続けており、地域経済の停滞、若年層の流出、商業の衰退といった問題が重なっています。自然豊かな環境や豊富な食文化などポテンシャルは高い一方、それを生かしきれていないという指摘は各候補に共通する認識となっています。 芝本氏が掲げる「バイローカル」の考え方は、地元の予算を地元の事業者・産品に優先的に回すことで域内での経済循環を高める手法です。潜在的な保育士・看護師の復職支援は、人手不足が深刻な介護・医療現場に直結する政策であり、福祉の現場経験を持つ芝本氏ならではの視点といえます。 告示まで2週間あまり。6人の候補者が出揃う中、政策論争と候補者の絞り込みがこれから本格化します。次の和歌山市政を担う新しいリーダーが誰になるかは、2026年8月9日の投票で決まります。 >6人が出るってことは、それだけ今の和歌山を変えたいという声が大きいということ。ちゃんと選びたい まとめ - 任期満了に伴う和歌山市長選(2026年8月2日告示・9日投開票)に、和歌山市議・芝本和己氏(58)が2026年7月16日に無所属での立候補を表明し、候補者は6人となった - 芝本氏は「まるごと地産地消」を政策の柱に掲げ、バイローカルの仕組み導入やGX産業誘致、DX推進、保育士・看護師の復職支援などを公約とした - 現職の尾花正啓市長(73)は膵臓がんなどの治療に専念するため3期12年での退任を表明しており、12年ぶりの新市長が誕生する選挙となる - 他の候補は福井清光氏(57)・旅田卓宗氏(81)・浜田真輔氏(64)・尾崎太郎氏(60)・片桐章浩氏(64)の5人で、自民党県連は分裂選挙回避を理由に推薦を見送っており、組織票が分散する混戦が予想される - 人口減少・地域経済の停滞・若年層流出という共通の課題に各候補がどう向き合うかが論戦の焦点となる

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