2026-01-19 コメント投稿する ▼
公約安住淳氏が辺野古移設容認発言で沖縄に激震、玉城デニー知事は対話による解決求める
立憲民主党(りっけんみんしゅとう)の安住淳幹事長が米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設について政府の方針通り工事を進める考えを示したことを受け、沖縄県の玉城デニー知事は2026年1月19日、記者団にどの政党が政権を担うかにかかわらず、これまでの県の思い、主張をしっかり届けていきたいと述べました。
玉城氏は沖縄の米軍基地問題の解決に向け、対話による解決策を探っていくことを大事にしてほしいと強調しました。安住氏は新党「中道改革連合」の綱領を発表した同日の記者会見で、中道が政権を担うことになればストップすることは現実的ではないとし、沖縄の戦争時の大変な経験と今の心情を察すれば、竹で割ったような簡単な話ではない。その重みを受け止めて、われわれは共生と包摂といっていると語っていました。
オール沖縄勢力に激震
安住氏の発言は、辺野古反対を軸に結集するオール沖縄勢力内で激震が走っています。現地メディアは政策の整合性が問われる、選挙で戦えないとの声を報じており、衆院選だけでなく、名護市長選や県政運営にも影響が出かねない状況です。
立民は党の政策で新基地建設を中止と明記しています。一方、公明党は長年自民党と連立を組み、辺野古移設を容認してきました。この両党が結成した中道改革連合が辺野古移設を容認する姿勢を示したことで、沖縄の有権者からは強い反発が出ています。
「立民は辺野古反対じゃなかったの?政権取りたいだけで沖縄切り捨てかよ」
「どの政党も結局同じ。沖縄の声なんて誰も聞いてくれない」
「現実的じゃないって、県民の意思を無視することが現実的なのか」
「安住さんの発言、裏切られた気分。オール沖縄で戦えるのか不安」
「玉城知事は冷静だけど、県民の怒りは相当なものだと思う」
建設に反対する市民からは現実的ではないのはどっち、沖縄無視だとの批判の声が噴出しました。一方、建設を容認する市民はどの政権でも変わらないと淡々と受け止めました。
新党に合流予定の沖縄関係議員が反発
新党に加わり衆院選に立候補予定の屋良朝博氏、新垣邦男氏、砥板芳行氏、金城泰邦氏の4氏は1月19日、新党の中で辺野古政策の見直しを求める考えを示しました。
沖縄2区選出の新垣邦男衆議院議員は19日の会見で、新党に参加する意向を表明しましたが、安住幹事長の辺野古をめぐる発言について問われ、与党になったから政策を変えるという話にはならないとけん制しました。新垣氏はしっかり議論しないといけない、沖縄の問題を置き去りにして与党で突っ走るのは難しいと述べています。
新党については、立憲民主党の屋良朝博衆議院議員と沖縄4区から出馬を表明している砥板芳行元石垣市議も参加の意向を示していますが、党の方針と沖縄選出議員の主張の間に齟齬が生じている状況です。
対話による解決を求める玉城知事
玉城知事は報道陣の取材に応じ、じっくり、しっかり話していけば、それぞれの考え方や方向性も理解していける素地は十分作れると語りました。知事は安住氏の発言に直接的な批判は避けましたが、どの政党が政権を担おうとも県の主張を届け続ける姿勢を示しました。
沖縄県は長年、辺野古移設に反対の立場を取ってきました。玉城知事自身も辺野古移設反対を掲げて当選しており、県民投票でも7割以上が辺野古埋め立てに反対の意思を示しています。こうした民意を背景に、知事は対話による解決策を探ることの重要性を強調しています。
しかし、安住氏の発言は、中道改革連合が政権を取った場合でも辺野古移設は進むという方針を明確にしたものです。これは、立民が従来掲げてきた新基地建設中止の方針からの大きな転換であり、沖縄の有権者にとっては大きな失望となっています。
野党内でも批判の声
社民党の福島瑞穂党首は19日の記者会見で、中道改革連合の綱領と基本政策に強い懸念を示しました。福島党首は安全保障関連法、憲法、原発に関する記述を挙げて、看過できない。非常に危機感を持っていると語りました。
社民党の国会議員2人は、参院で立憲民主党の会派に所属していますが、今回の中道改革連合の方針転換には批判的です。福島党首は立憲民主は180度変わったと批判しており、野党内でも足並みの乱れが表面化しています。
今回の安住氏の発言は、選挙協力を優先した結果、沖縄の民意を軽視する形となりました。中道改革連合が掲げる共生と包摂の政治が、果たして沖縄の声を本当に受け止めるものなのか、有権者の厳しい視線が注がれています。
この投稿は玉城デニーの公約「辺野古新基地建設の断念」に関連する活動情報です。この公約は9点の得点で、公約偏差値36.1、達成率は0%と評価されています。