2025-12-10 コメント: 1件 ▼
沖縄・美ら島エアフェスタに活動家が反対声明「戦争準備」主張も県民は冷ややか
航空自衛隊那覇基地で12月14日に開催予定の航空祭「美ら島エアフェスタ2025」について、沖縄県内の60以上の市民団体が開催反対の声明を発表しました。 特に注目を集めているブルーインパルスの飛行についても中止を求めています。 市民団体が主張する「安全が決定的に損なわれる」という点についても、航空祭は厳格な安全基準の下で実施されており、過去の開催で重大な事故は発生していません。
政治活動家が市民の楽しみを奪おうとする暴挙
沖縄・那覇基地航空祭に60団体が反対声明 ブルーインパルス中止を要求も県民は冷ややかな視線
航空自衛隊那覇基地で12月14日に開催予定の航空祭「美ら島エアフェスタ2025」について、沖縄県内の60以上の市民団体が開催反対の声明を発表しました。しかし、この動きに対して多くの沖縄県民からは冷ややかな反応が寄せられています。
一部活動家の政治的主張が県民の楽しみを妨害
12月10日、那覇市内で記者会見を開いた「沖縄平和市民連絡会」や「南京・沖縄をむすぶ会」、「ワシントン事務所継続を求める会」、「在日朝鮮人作家を読む会」などの団体は、航空祭で自衛隊機や米軍機を展示することを「戦争準備だ」と批判しました。特に注目を集めているブルーインパルスの飛行についても中止を求めています。
声明では「県民、国民、海外観光客の命と空港の安全が決定的に損なわれる」「那覇空港の軍事使用を公然化する暴挙だ」などと主張していますが、これらの主張には具体的な根拠が示されていません。
市民団体「ガマフヤー」の具志堅隆松氏代表は会見で「自衛隊の方たちに頑張ってくださいねと言うのは、戦争をがんばってくださいねというのと同じだ」と発言しました。しかし、この発言は自衛隊の本来の任務である国防や災害救助活動を完全に無視した極端な論理として批判を集めています。
「また政治活動家が騒いでるのか。県民の楽しみを奪わないでほしい」
「毎年家族で楽しみにしてるイベントなのに、なんで中止しなきゃいけないの?」
「自衛隊は災害時にいつも沖縄を助けてくれる。戦争準備って何を言ってるの?」
「ブルーインパルスを見るのが子どもたちの楽しみなのに、大人の都合で奪うなんて」
「60団体って言うけど、実際の県民の声を聞いてから言ってほしい」
県民に愛される航空祭の実態
美ら島エアフェスタは2016年から現在の名称で開催されている沖縄県内最大級の航空イベントです。過去の開催では約3万人から4.5万人もの来場者が訪れる人気イベントとなっています。2023年の開催時には約28,000人が来場し、ブルーインパルスの展示飛行が大きな話題となりました。
航空祭では、F-15戦闘機やT-4練習機による展示飛行のほか、航空機の地上展示、音楽隊の演奏、エイサー演舞、さまざまな屋台やキッチンカーによる沖縄グルメの提供など、多彩なプログラムが用意されています。特に人気なのはF-15戦闘機との綱引き大会や、普段は立ち入ることができない基地内での記念撮影です。
高市早苗首相と小泉進次郎防衛相への要請も
市民団体側は声明文を高市早苗首相氏や小泉進次郎防衛相氏、航空自衛隊那覇基地などに届けるとしています。しかし、2025年10月に発足した高市内閣は国防力強化を重要政策として掲げており、正当な自衛隊活動の一環である広報活動を制限する可能性は極めて低いとみられます。
小泉防衛相氏は就任以来、防衛装備品の輸出緩和や防衛人材の確保に積極的に取り組んでおり、自衛隊の活動に対する理解促進を重視する姿勢を示しています。
安全性への懸念は根拠薄弱
市民団体が主張する「安全が決定的に損なわれる」という点についても、航空祭は厳格な安全基準の下で実施されており、過去の開催で重大な事故は発生していません。那覇空港は軍民共用空港として長年運用されており、民間航空機と自衛隊機の運航調整は日常的に行われています。
むしろ、航空祭は自衛隊の活動に対する県民の理解を深める重要な機会となっており、災害時に県民を守る自衛隊への感謝の気持ちを表す場でもあります。政治的イデオロギーによって県民の楽しみが奪われることがあってはなりません。
美ら島エアフェスタ2025は予定通り12月14日に開催される見込みで、多くの家族連れや航空ファンが沖縄の青空に舞うブルーインパルスを心待ちにしています。