2026-01-27 コメント投稿する ▼
京大医学部卒モデル今井優里氏が公示日前日に衆院選出馬辞退、CM違約金問題が背景か、堀江貴文氏が経緯説明
国民民主党公認で衆院選大阪7区からの立候補を予定していた今井優里氏(25)が2026年1月26日深夜、自身のX(旧ツイッター)を通じて立候補を辞退したことを発表しました。 辞退の理由については、「立候補をすることで、業務関係者に迷惑がかかってしまう恐れがあることが判明し、立候補を取りやめることにいたしました」と説明しました。
国民民主党公認で衆院選大阪7区からの立候補を予定していた今井優里氏(25)が2026年1月26日深夜、自身のX(旧ツイッター)を通じて立候補を辞退したことを発表しました。公示日の前日というタイミングでの突然の辞退に、支援者からは驚きと残念がる声が上がっています。今井氏は京都大学医学部人間健康科学科を卒業し、大学在学時からモデルとして活動する異色の経歴の持ち主で、堀江貴文氏が出演するNewsPicks「HORIE ONE」に進行役で出演していることでも知られています。堀江氏は今井氏の立候補辞退を受け、CM契約に関わる違約金問題が背景にあったと自身のXで説明しました。
1月23日に立候補表明、わずか3日後に辞退
今井優里氏は2026年1月23日、自身のX(旧ツイッター)で衆議院議員総選挙への出馬を表明していました。「はじめまして。大阪7区から立候補を予定している、今井ゆうりと申します」と自己紹介し、「負担の世代から、挑戦の世代へ」というスローガンを掲げていました。
今井氏は立候補表明の際、「今の社会では、働く世代は社会保険料などの負担が重くのしかかっています。その負担を少しでも軽くし、手取りを増やすことで、将来のために何かを始めたい、自分に投資したいと思ったときに、一歩踏み出せる社会に変えていきたいと考えています」と訴えていました。
また、「私は今回、25歳で立候補を予定しています。若い世代の関心が高まっている一方で、関心はあるけれど行動に移すのは難しいという声も聞きます。だからこそ、まずは私自身が挑戦する。年齢や立場に関係なく、挑戦できる社会をつくるために、その第一歩を踏み出す決意をしました」とつづり、「踏み出したからには、全力で取り組みます」と決意を表明していました。
しかし、わずか3日後の1月26日深夜11時50分、今井氏は再びXを更新し、立候補を取りやめることを発表しました。
「業務関係者に迷惑がかかってしまう恐れ」と辞退理由説明
今井優里氏は2026年1月26日深夜11時50分、自身のX(旧ツイッター)を通じて辞退を公表しました。「皆様 この度、立候補を取りやめる決断をいたしました。皆様のご期待、お時間など、無駄にすることになり大変申し訳ございません」と謝罪しました。
辞退の理由については、「立候補をすることで、業務関係者に迷惑がかかってしまう恐れがあることが判明し、立候補を取りやめることにいたしました」と説明しました。ただし、「現時点で、詳細のご説明ができる状態になるかは不明でございます」と詳細の明言は避けました。
今井氏は「私についてご存知いただいていました方、本当に、本当に、申し訳ありませんでした」と重ねて謝罪し、「このアカウントは選挙用のもののため、詳細の説明をしてから、またはできないとなれば皆様にご報告後、消去させていただきます」と付け加えました。
国民民主党も同日深夜、公式Xで「本日、大阪7区公認予定候補者の今井優里氏より、第51回衆院選立候補について、一身上の都合により辞退したい旨、連絡がございました。党としては本人の申出を踏まえ、立候補手続きを取り下げることといたしましたのでご報告いたします」と発表しました。
「25歳で政治に挑戦する姿勢は素晴らしかった。残念だけど仕方がない」
「公示日前日の辞退は本人も苦渋の決断だったはず。お疲れ様でした」
「業務関係者への迷惑を考えての判断、責任感のある行動だと思う」
「京大医学部卒でモデルという経歴、政治家としても活躍できたと思うが」
「詳細が説明できないとのこと、何か複雑な事情があったのかも」
堀江貴文氏が「本人言いにくいと思うんで」とCM違約金問題を説明
今井優里氏の立候補辞退を受け、実業家の堀江貴文氏が2026年1月27日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、辞退の背景について言及しました。堀江氏は「本人言いにくいと思うんで私が聞いたこといいますけど、某大企業のCMに出てたらしく恐らく大手代理店経由のモデル事務所案件」と前置きした上で、「事務所は代理店かクライアントから大目玉を喰らい違約金云々で到底本人が出せない額のことを言われたのだと思われます」と説明しました。
堀江氏は自身の経験も交えて、「かく言う私も21年前出馬した時にCMを一本飛ばしました。5000万円の案件だったと思いますが、クライアントさんに出向き社長さんにごめんなさいしてなんとか許してもらい、まあライブドアの売上は立ちませんでしたが違約金は取られませんでした」と明かしました。
さらに堀江氏は、「その時は先方に『なんで民主党じゃねーんだよ怒』っていわれて、『そこかよー笑』でしたが」とエピソードを付け加えました。堀江氏は2005年の郵政選挙で広島6区から出馬し、国民新党の亀井静香氏に敗れています。
別のポストで堀江氏は、「まあ彼女が出たシーンだけカットして放送すりゃあいいと思うんですけど、まあ面倒くさいよね。なんかそんなところも政治を志す人の出鼻をくじくみたいな話で残念なんですよね。ちょい役でCM出てるくらいで投票に影響あるとは思えんのだけどね」と続けました。
京大医学部卒、モデル、NewsPicksアシスタントの多彩な経歴
今井優里氏は2000年9月11日生まれの25歳で、大阪府出身です。2019年に京都大学医学部人間健康科学科に入学し、2023年3月に卒業しました。同学科は、看護学や検査技術科学、理学療法学、作業療法学など、医療・保健分野の専門職を養成する学科です。
今井氏は大学1回生時に「美学生図鑑」に「京大医学部の可愛すぎる新入生美女」として掲載されたことをきっかけに、撮影会モデルやサロンモデルとして活動を始めました。大学在学時からモデルとして活動し、副業として広告モデルとしても活動を続けてきました。
京都大学卒業後は、コンサル系の会社員として働きながら小さな会社の経営も手がけています。また、2024年11月から、実業家の堀江貴文氏(53)がNewsPicksで配信する番組「HORIE ONE」に進行役として出演していました。
堀江氏は今井氏の立候補表明時、1月24日のXで「頑張れー」とエールを送り、「私の番組のアシスタントをしてもらっていて、大物政治家のゲストにも物怖じせず、きちんとした質問や受け応えをされているので、良い政治家になると思いますよ」と太鼓判を押していました。
インスタグラムのフォロワーは約5万9000人で、モデルとしても一定の知名度がありました。
国民民主党の勢いに水を差す形に、大阪7区は激戦区
今井優里氏が立候補を予定していた衆院選大阪7区は、大阪府吹田市と摂津市からなる選挙区です。比較的都心部の選挙区で、固定票だけでなく浮動票の動きも激しいエリアとされています。
2026年衆院選では、自民党の渡嘉敷奈緒美氏(63歳)、日本維新の会の奥下剛光氏(50歳・現職)らが立候補予定で、激戦が予想されていました。今井氏は国民民主党公認で小選挙区と比例代表近畿ブロックに重複立候補する予定でしたが、両方とも辞退しました。
国民民主党は2026年衆院選に向けて、社会保険料の引き下げや手取りの増加を訴える「もっと手取りを増やす」をスローガンに掲げ、勢いを増していました。今井氏の「負担の世代から、挑戦の世代へ」というメッセージも、このスローガンと親和性が高いものでした。
公示日の前日という土壇場での辞退は、国民民主党にとっても痛手となりました。党としては急遽、大阪7区の候補者を立て直す必要に迫られましたが、公示直前のため新たな候補者を擁立することは困難な状況でした。
CM契約と政治活動の両立、法的には問題なし
今井優里氏の辞退理由とされるCM契約と政治活動の関係については、法的には問題がないとされています。CM出演契約には、企業や商品のイメージを損なう行為を制限する条項が盛り込まれるのが通常で、政治活動がこれに該当するかどうかは契約内容次第です。
堀江貴文氏が指摘したように、CM契約には違約金条項が設けられていることが多く、契約期間中に企業イメージを損なう行為をした場合、違約金の支払いが求められることがあります。違約金の額は契約金の2倍から5倍程度とされ、損害の程度によって幅があります。
ただし、政治活動自体が企業イメージを損なう行為に該当するかどうかは、契約書の文言や企業側の判断によります。堀江氏のケースでは、CM契約のクライアント企業が政治活動に理解を示し、違約金を取られなかったとのことですが、今井氏の場合は異なる判断がなされた可能性があります。
一方で、堀江氏が「彼女が出たシーンだけカットして放送すりゃあいいと思うんですけど」と指摘したように、技術的には対応可能な場合もあります。しかし、広告代理店やクライアント企業の判断で、カット対応ではなく契約解除や違約金請求という方向に進むこともあります。
政治を志す若者への障壁、制度的な課題も
今井優里氏のケースは、政治を志す若者が直面する障壁を浮き彫りにしました。モデルやタレントとしてCM契約を結んでいる場合、政治活動を始めることで契約上の問題が生じる可能性があります。
堀江貴文氏も「なんかそんなところも政治を志す人の出鼻をくじくみたいな話で残念なんですよね」と指摘しており、若者の政治参加を阻む要因の一つとなっています。
特に今回の衆院選は1月27日公示、2月8日投開票という戦後最短の20日間の選挙期間で、立候補表明から公示までの準備期間が非常に短い状況でした。このため、CM契約などの調整を行う時間的余裕がなかった可能性もあります。
一方で、今井氏は「業務関係者に迷惑がかかってしまう恐れがあることが判明し」と説明しており、自らの判断で辞退を決めたことを強調しています。責任感のある行動として評価する声もある一方で、CM契約を理由に政治活動を制限されることへの疑問も投げかけられています。