2026-04-08 コメント投稿する ▼
大島敦議員「役所が考えた質問を読み上げた」と国会で暴露 黄川田大臣の珍答弁で議場爆笑
中道改革連合(中道)の大島敦衆院議員(69)がシニアカーの駐車スペース問題を質問した際、担当大臣が「通告を伺っておりません」と答えたことに、大島氏が「通告はしていて、役所の方が『こういう質問がいいですよ』とリコメンドした質問を読んでいます」と返したのです。 役所が考えた質問を読み上げましたので、ぜひご留意ください」と明かすと、議場に笑いが広がりました。
国会で「役所が考えた質問を読み上げました」と大島敦議員が暴露 議場に笑い、黄川田大臣は「通告がない」と見当違いの発言
2026年4月8日の衆議院内閣委員会で、珍しいほど正直な「暴露」が起き、議場に笑いが広がりました。中道改革連合(中道)の大島敦衆院議員(69)がシニアカーの駐車スペース問題を質問した際、担当大臣が「通告を伺っておりません」と答えたことに、大島氏が「通告はしていて、役所の方が『こういう質問がいいですよ』とリコメンドした質問を読んでいます」と返したのです。役所が質問を考え、議員がそれを代わりに読み上げる——普段は見えない国会の舞台裏が、思わぬ形で公の場に飛び出した一幕でした。
鉄鋼マン・生保マンを経て10選の重鎮 大島敦議員のキャリア
大島氏は1956年12月21日生まれの69歳。埼玉県北本市出身で、早稲田大学法学部卒業後、日本鋼管(現JFEスチール)に14年間勤め、ドイツ駐在も経験しました。その後ソニー生命に転職し、2000年に民主党の公募候補として衆院選に初当選しました。鳩山由紀夫内閣では内閣府副大臣、野田佳彦内閣では総務副大臣を歴任するなど複数の政権で要職を担い、民進党幹事長なども務めた政界の重鎮です。2026年1月に中道改革連合に参加し、今年2月の衆院選では埼玉6区で小選挙区敗退も比例復活で10選を果たしました。
シニアカーの駐車スペース問題を取り上げた背景
この日の委員会で大島氏は、高齢者の運転免許返納が増える中でシニアカーの利用が急増していることを取り上げました。時速6kmを超えられないシニアカーは道路交通法上「電動車いす」として歩道を歩行者として通行できます。大島氏は1980年制定の議員立法「自転車の安全利用の促進及び自転車等の駐車対策の総合的推進に関する法律」を引き合いに出し、地方公共団体がスーパーマーケットなどに駐輪場設置を義務付けられることを踏まえ、シニアカーの駐車スペース確保について各省庁横断的な取り組みを求めました。
黄川田仁志こども政策担当大臣はシニアカーを含む移動の安全確保に取り組む姿勢を示しましたが、その際に「通告を伺っておりません」と前置きしました。大島氏がこれに反応し、「通告はしていて、役所の方がこういう質問がいいですよと私にリコメンドした質問を読んでいます。役所が考えた質問を読み上げましたので、ぜひご留意ください」と明かすと、議場に笑いが広がりました。なぜ黄川田大臣が「通告がない」と言ったのかは、この後も説明されないままです。
「役所が質問を考えて、大臣が原稿で答える。なら国会議員って何をしに来てるんですかね」
「こういうことをサラッと言っちゃう大島さんの正直さ、ある意味すごいと思う。笑えない笑い話だけど」
「通告してるのに通告ないって言い張る大臣、どういうことなんだろう。ちゃんと説明してほしい」
「役所が質問作って議員が読む出来レースなら税金の無駄遣いじゃないか。国会を改革してほしい」
「シニアカーの問題は本当に大事な話なのに、こんな珍事で注目されてしまうのはもったいない」
「役所の仕込み質問」が可視化した国会審議の構造的問題
国会の質問通告制度は、議員が委員会での質問内容を前日までに政府側に知らせ、大臣や官僚が答弁を準備できるようにする慣行です。官僚が「答弁書」を作成し、大臣はその原稿を読み上げる形で答えるのが一般的です。さらに今回のように、官僚が議員側に「こういう質問をしてください」と内容を提案するケースもあります。官僚が質問を考え、議員がそれを読み、大臣が別の官僚の作った原稿で答える——これが繰り返されるとすれば、国民から見た国会審議のあり方への深刻な問いが生まれます。
この構造が定着すると、政策の目的よりも官僚の利害や業界との関係が優先されやすくなります。企業・団体献金の影響も相まって、国民のための政治より特定の利害のための政治が実現しやすい土壌がつくられます。国会は本来、国民の代表が自らの言葉と判断で政府を問い質す場であるべきです。大島氏の「正直な暴露」は思わぬ笑いを誘いましたが、その中には国会改革の必要性を問い直す重要な示唆が含まれていました。
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まとめ
- 2026年4月8日の衆院内閣委員会で、中道改革連合・大島敦議員(69)がシニアカーの駐車スペース問題を質問
- 黄川田大臣が「通告を伺っておりません」と発言したのに対し、大島氏が「役所がリコメンドした質問を読んでいる」と暴露。議場に笑いが広がった
- なぜ大臣が「通告がない」と言ったのかは不明のまま。通告は確実にされていた
- 官僚が質問を考え議員が読み上げる慣行は、国会審議のあり方に構造的な問題を示している
- 業界・団体との関係で官僚が動く構造を政治家がそのまま追認すれば、国民のための政治が損なわれる