2026-01-17 コメント投稿する ▼
社民党が沖縄2区に瑞慶覧氏擁立へ オール沖縄分裂で自民漁夫の利か
社会民主党が次期衆議院選挙の沖縄2区に独自候補を擁立する方針を固めました。元衆議院議員で南城市長も務めた瑞慶覧長敏氏(67歳)が社民推薦の無所属で立候補する意向を示しています。一方で2024年10月の衆院選で社民党公認で当選し、その後離党した新垣邦男氏(69歳)も無所属で立候補する見込みです。名護市辺野古の新基地建設に反対する「オール沖縄」勢力が分裂選挙に突入する危機に直面しており、保守勢力に議席を奪われる懸念が高まっています。
社民党が瑞慶覧氏擁立へ
社民党県連の多和田栄子副代表は2026年1月17日、「オール沖縄」の政党会派会議で、次期衆院選沖縄2区に独自候補を擁立する方針を報告しました。
関係者によると、瑞慶覧氏が社民推薦の無所属で立候補の意向を示しています。瑞慶覧氏は周囲に「沖縄の声を国会に届ける人がいない」と危機感を示しているということです。
「また沖縄が分裂選挙か。自民党を喜ばせるだけだ」
「社民党は党勢拡大のために沖縄を犠牲にするのか」
「新垣氏が離党したのは社民党のせいなのに、今度は別の候補を立てるとは」
「オール沖縄の理念はどこへ行った。基地反対より党利党略が優先なのか」
「瑞慶覧氏も新垣氏も両方立候補したら、確実に自民党が勝つ」
社民党は2025年11月、同2区選出の新垣邦男衆院議員の離党によって前身である社会党の結成以来、初めて衆議院で議席を失いました。2025年7月の参院選でも1議席にとどまり、政党要件である全国の得票率2パーセントをわずかに上回る状況でした。党勢拡大は最重要課題で、2026年1月16日の県連会議に福島瑞穂党首が候補者擁立に向け乗り出すなど、党中央の意向が強く働いています。
新垣氏も立候補の意向
沖縄2区には、前回2024年10月の衆院選で社民公認で当選し、その後に離党した新垣邦男氏も立候補する意向を示しています。
新垣氏は2025年11月2日に離党を表明しました。離党理由として「沖縄政策を前に進めるためには国会内で議員数を増やす必要がある一方で、社民党としての党勢拡大に限界を感じた」と説明しました。福島党首に衆院へのくら替えを求めたものの、受け入れられなかったことも離党の要因となっています。
新垣氏の離党により、社民党は前身の日本社会党時代も含めて初めて衆議院で議席を失うことになりました。党本部は2025年11月19日の常任幹事会で新垣氏の離党を承認しています。
新垣氏は現在、無所属で活動しています。2025年11月25日には小沢一郎氏が率いる立憲民主党の党内グループ「一清会」に無所属のまま入会しました。県内では玉城デニー知事を支持する「オール沖縄」の枠組みの中で活動を続けています。
党利優先で民意置き去りか
社民党が沖縄2区に候補者を擁立する形となれば、「オール沖縄」勢力の分裂選挙となります。辺野古新基地建設反対という共通の目標よりも、党の議席確保を優先する姿勢だと批判されています。
沖縄2区は、普天間飛行場を抱える宜野湾市を中心に、沖縄県でも特に米軍施設が占める割合が高い選挙区です。社会党時代から共産党が社民党の候補者を支援し、全国唯一の社共共闘を行ってきました。民主党とその後継政党も独自の候補者を立てず事実上社民党の候補者を支援し、革新派が共闘する体制を取ってきた選挙区です。
2021年の第49回衆議院選挙では照屋寛徳氏が引退し、新垣邦男氏を後継指名して当選しました。2024年の第50回でも新垣氏が再選し、衆議院における社会民主党唯一の議席を守りました。この伝統的な革新共闘の構図が、今回崩れる可能性が出てきています。
瑞慶覧氏の経歴
瑞慶覧長敏氏は1958年生まれの67歳です。2009年の第45回衆議院選挙で沖縄4区から民主党公認で出馬し、自民党前職を破って初当選しました。
しかし2012年の消費増税をめぐる政局では、党の賛成方針に反して反対票を投じ、民主党から除名処分を受けました。同年12月の第46回衆議院選挙に無所属で沖縄4区から出馬しましたが、ダブルスコアの大差で敗れ、落選しました。
2018年1月の南城市長選挙では、社民・共産・自由・社大・民進5党の推薦を受け、オール沖縄勢力が全面的に支持する翁長雄志沖縄県知事からも支援を受けて、現職を65票の僅差で破り当選しました。南城市長は1期で退任しています。
分裂で自民党が漁夫の利か
「オール沖縄」勢力が分裂すれば、保守勢力に有利に働くことは確実です。2024年10月の衆院選では、新垣氏が自民党の宮崎政久氏を破って再選しましたが、5候補が立候補する混戦でした。
もし瑞慶覧氏と新垣氏が両方立候補すれば、革新票が分散し、自民党候補が当選する可能性が高まります。辺野古新基地建設反対という「オール沖縄」の理念が、党利党略によって危機に瀕しています。
社民党は政党要件維持が危ぶまれるほどの党勢の縮小に直面しており、議席確保が最優先課題となっています。しかし、そのために沖縄の民意を犠牲にすることは許されるのでしょうか。
有権者は次の選挙で、誰が本当に沖縄の利益を代表しているのか、しっかりと見極める必要があります。党の都合で候補者を乱立させ、結果的に保守勢力を利する行為は、沖縄の民意を裏切るものです。
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