2025-07-18 コメント: 1件 ▼
網走市議・石垣直樹氏、委員会を無断欠席
網走市議会の総務経済委員長を務める石垣直樹市議(2期目)が、今月15日に開かれた同委員会を無断で欠席したため、議事が行えずに閉会したことが分かりました。 委員長と副委員長が同時に不在となるのは極めて異例の事態で、議会関係者からは「公務を忘れるとは言語道断」との声が上がっています。 市議会関係者によると、「同じ理由での欠席は前例がない」として、再発防止を求める声が強まっています。
網走市議会の委員会、委員長が無断欠席で閉会 「不徳の致すところ」と反省
網走市議会の総務経済委員長を務める石垣直樹市議(2期目)が、今月15日に開かれた同委員会を無断で欠席したため、議事が行えずに閉会したことが分かりました。委員長と副委員長が同時に不在となるのは極めて異例の事態で、議会関係者からは「公務を忘れるとは言語道断」との声が上がっています。
正副委員長不在で議事に入れず
総務経済委員会は、財政運営や防災対応など市の根幹を担う重要な常任委員会です。15日午前10時に開会予定でしたが、石垣氏が姿を見せず、事務局が携帯電話に連絡しても応答がありませんでした。副委員長も病気で欠席しており、正副委員長の不在により議事に入れず、そのまま閉会となりました。
「議会の委員長が不在で議事が進まないとは前代未聞です」
「委員会の軽視につながる」
「仕事を理由に忘れたでは済まない」
「二度目ともなると、もはや失念ではなく怠慢」
「説明責任を果たすべきだ」
市民や議会関係者の間では、厳しい批判の声が相次いでいます。
「仕事に集中して忘れた」釈明に疑問
石垣氏は取材に対し、「市内での自分の仕事に集中していたため、委員会が開催されることを忘れてしまった。不徳の致すところ」と語りました。電話に出られなかった理由については「携帯電話を現場から離れた車内に置いていた」と説明しています。
しかし、議員活動より私的な仕事を優先したようにも受け取れるこの発言は、さらなる批判を招いています。特に、災害対応など緊急時の意思決定を担う総務経済委員会において、委員長の所在が不明になることは「危機管理上の問題」との指摘もあります。
2年前にも無断欠席 再発に不信感
石垣氏は2年前の11月にも、議会運営委員会を無断で欠席しており、今回が2度目の失態です。市議会関係者によると、「同じ理由での欠席は前例がない」として、再発防止を求める声が強まっています。
本人は「後日の議会を通じて市民に謝罪するつもりです」としていますが、市民の間では「口先だけの反省ではなく、行動で示すべきだ」との意見も上がっています。
問われる議員の自覚と責任
地方議会は、市民の暮らしを最も身近に支える政治機関です。その中で委員長を務める議員が公務を「忘れる」という理由で欠席することは、市民への裏切りとも言えます。特に、議会の中心的役割を果たす立場であるほど、責任感と規律が求められます。
議員活動は“名誉職”ではなく“公的な責務”です。どれほど多忙であっても、市民に選ばれた立場としての優先順位を誤ることは許されません。今回の件は、地方政治の信頼を揺るがす象徴的な出来事といえます。
今後の説明と処分に注目
議会関係者によると、今回の無断欠席について、議長が石垣氏から経緯説明を求める見通しです。正式な謝罪や再発防止策が示されなければ、議会としての対応も検討される可能性があります。
市民が求めているのは「忘れていた」という釈明ではなく、誠実な説明と再発防止の姿勢です。信頼を回復するために、石垣氏がどのような行動を取るのかが注目されています。