2026-01-16 コメント投稿する ▼
高木毅元国対委員長が衆院選不出馬を表明「家族と相談して決めた」旧安倍派5人組、裏金事件で非公認落選
高木氏は旧安倍派の有力者「5人組」の一人で、2024年10月の前回選では政治資金パーティー収入不記載事件を受けて非公認となり、無所属で臨んだ福井2区で立憲民主党の辻英之氏に敗れ、落選していました。 高木氏は2025年12月下旬に新聞の取材に応じ、次期衆院選に福井2区から出馬する意向を明らかにしていました。
旧安倍派「5人組」高木毅氏が衆院選不出馬を表明「家族と相談して決めた」裏金事件で非公認、落選中
自民党の高木毅元国対委員長(70)は2026年1月16日、福井県敦賀市で記者団の取材に応じ、次期衆院選に立候補しないと表明しました。高木氏は旧安倍派の有力者「5人組」の一人で、2024年10月の前回選では政治資金パーティー収入不記載事件を受けて非公認となり、無所属で臨んだ福井2区で立憲民主党の辻英之氏に敗れ、落選していました。政治活動は続けるといいます。
不出馬の理由について高木氏は「家族と相談して決めた」と述べるにとどめました。高木氏は2000年衆院選で旧福井3区から初当選し、8期24年にわたって衆院議員を務めました。旧安倍派で事務総長を務めるなど派閥運営に深く関わり、2024年4月に不記載事件で党員資格停止6カ月の処分を受けていました。
「高木さん、やっぱり出ないのか。裏金問題の責任とったな」
「家族と相談って、地元の支持者から見放されたんじゃないの」
「5人組の一人がついに引退か。安倍派の終わりを感じる」
「非公認で落選したら、もう戻れないよな。現実的な判断だと思う」
「高市総理の義理の息子が出るから、もう席ないって察したんだろ」
福井2区は候補者乱立の様相
福井2区では、現職の辻英之氏(立憲民主党)のほか、高市早苗首相の夫である山本拓元衆院議員の長男で自民福井県議の山本建氏(41)が出馬の意向を固めています。さらに、日本維新の会から除名処分を受けて自民会派入りした斉木武志衆院議員(51、比例北陸信越)も立候補に意欲を示し、党県連に公認願を提出しています。
高木氏は2025年12月下旬に新聞の取材に応じ、次期衆院選に福井2区から出馬する意向を明らかにしていました。しかし、1月15日夜には敦賀市内の後援会幹部や支援者、党関係者に出馬を断念する考えを伝えていました。国政復帰を目指していたものの、最終的には断念した形です。
旧安倍派「5人組」とは
旧安倍派「5人組」とは、松野博一前官房長官、萩生田光一前政調会長、西村康稔前経済産業相、世耕弘成前参院幹事長、そして高木毅前国対委員長の5人を指します。2022年7月の安倍晋三元首相銃撃事件後、派閥を実質的に仕切っていた中枢幹部です。
高木氏は2022年8月25日に安倍派の事務総長に就任しました。2023年12月に裏金問題が発覚し、安倍派座長の塩谷立氏と5人組の6人全員が直近5年間でそれぞれ1000万円超から約100万円の裏金のキックバックを派閥から受け、政治資金収支報告書に記載していない疑いがあることが明らかになりました。
高木氏の場合、2018年から2022年に同派から還流を受けていた1019万円の記載漏れがありました。2023年12月14日に自民党国対委員長を辞任し、2024年1月26日に東京地検特捜部から不起訴(嫌疑なし)とされましたが、4月4日に党紀委員会で党員資格停止6カ月の処分を受けました。
2024年衆院選での落選
2024年10月9日、自民党は第50回衆議院議員総選挙の第1次公認候補を発表しましたが、裏金事件に関係した現職と元職のうち12人を非公認とし、その中に高木氏も含まれました。
高木氏は10月4日付で党員に復帰し、同日に自民党本部は福井2区の選挙区支部長への復帰を認めました。しかし、公認は得られず、無所属で出馬。10月27日の投開票で、立憲民主党の新人である辻英之氏に敗れ、落選しました。
高木氏の落選後は福井2区の自民党支部長が不在となり、2025年11月に自民党福井県連としては初となる公募で次期支部長を選任する方針が報道されていました。しかし、高市首相の義理の息子である山本建氏が出馬の意向を固めたことで、状況が大きく変わりました。
高木氏は16日の会見で「議員時代の経験を生かして、福井県に恩返ししたい」と政治活動の継続に意欲を示しました。24年間の国会議員生活に幕を下ろすことになりますが、地元での政治活動は続ける考えです。