2025-07-07 コメント投稿する ▼
高市早苗氏「強い日本を、取り戻す」 下関で講演、安倍元首相の遺志継ぐ決意語る
高市早苗氏が下関で講演「強い日本を、取り戻す」 安倍元首相の遺志を継ぐ決意表明
「安倍晋三という政治遺産を紡ぎ直す」
山口県下関市で7月7日に開催された「長州『正論』懇話会」の第55回講演会で、高市早苗前経済安全保障担当相が登壇し、「追想・安倍晋三~日本列島を、強く豊かに。~」と題した講演を行った。
高市氏は冒頭、安倍晋三元首相が奈良県で銃撃を受け、命を落とした事件について触れ、「申し訳ないという気持ちは一生消えない」と深い悔しさをにじませた。その上で、「安倍元首相が築いた政治的遺産を、もう一度紡ぎ直し、日本を立て直していく」と語り、安倍路線の継承と発展に強い決意を示した。
安倍氏が生前に掲げた「日本を取り戻す」というスローガンを踏まえ、高市氏は「今こそ、強い日本を、取り戻す」と訴えた。
「高市さんの言葉に涙が出た。安倍さんの遺志を継いでほしい」
「もう一度“強い日本”を作ってほしい」
「高市さんの覚悟が伝わってくる講演だった」
「あの日のこと、忘れられない。継承する政治家が必要」
「中途半端なリーダーじゃ安倍さんの路線は守れない」
「自由で開かれたインド太平洋」構想を再評価
講演の中で高市氏は、安倍元首相が提唱した「自由で開かれたインド太平洋」構想に言及。「国際的に信任され、大きな尊敬を集めた」と振り返り、「安倍外交は世界の真ん中で咲き誇る日本外交を体現した」と高く評価した。
この構想は、経済・安全保障の両面でインド太平洋地域における自由と法の支配を守るというビジョンであり、米国や欧州各国、ASEAN諸国からも支持を得ている。高市氏は、「こうした外交理念を継続・強化しなければ、日本は国際社会で埋没する」と警鐘を鳴らした。
経済安全保障・憲法改正にも強い意欲
また、高市氏はかつて担当した経済安全保障政策にも言及し、「日本の国益と安全を守るための備えを怠ってはならない」と力説。特に技術流出の防止、重要インフラ保全、サプライチェーンの多様化を「今後の日本が生き残るための土台」と位置づけた。
憲法改正についても、「緊急事態への対応や、自衛隊の明記は先送りできない課題」とし、「時代遅れの憲法を国民の命と安全を守るものへ進化させることが、政治の責任だ」と訴えた。
「経済安保も憲法改正も、高市さんなら本気でやってくれそう」
「外交だけじゃない、国内政策でも骨太」
「今のぬるい政治家にはできない仕事」
「技術流出止めて、国を守るって当然のこと」
「現実見て語ってくれる人がもっと必要」
保守政治の再起を担う存在として
講演全体を通して、高市氏は「安倍元首相の遺志を継ぐ」という軸を貫き、保守政治の再興と国家としての自立を訴え続けた。その姿に、参加者からは「安倍政治の本当の後継者」との声もあがった。
長州・下関は安倍氏の祖父である岸信介氏から続く保守政治の象徴的地でもあり、高市氏がこの地で訴えた「強い日本を、取り戻す」という言葉は、単なるスローガンではなく、政治信条としての重みを持って受け止められた。
今後、高市氏がどのようなポジションで政権運営に関わるのか、あるいは新たなリーダー像を築くのか。注目が集まっている。