2026-04-07 コメント投稿する ▼
「サナエトークン」発行疑惑、高市総理が関与を完全否定 杉尾議員の追及に毅然と反論
その中で、立憲民主党の杉尾秀哉参院議員が、自身の名前を冠した暗号資産「SANAE TOKEN(サナエトークン)」の発行を巡り、高市早苗首相への追及を行いました。 これに対し首相は、発行や取引への関与を全面的に否定し、冷静な対応を見せました。 杉尾議員は、週刊誌の報道内容を根拠として、首相に対し「サナエトークン」発行への関与を問い詰めました。
国会で浮上した「サナエトークン」
質疑の発端は、一部週刊誌が報じた「高市総理側近(秘書)は暗号資産にゴーサインを出していた」という内容でした。この報道を受け、杉尾議員は「サナエトークン」の発行に対する首相の関与の有無を繰り返し質しました。暗号資産の世界では、著名人や政治家の名前を冠したトークンが発行されるケースがあり、その信憑性や取引の透明性が問われることがあります。
週刊誌報道を基にした杉尾議員の追及
杉尾議員は、週刊誌の報道内容を根拠として、首相に対し「サナエトークン」発行への関与を問い詰めました。報道では、開発関係者の証言に加え、高市事務所の秘書とされる人物が「暗号資産すごくいいね」と話す音声データも公開されているとされています。杉尾議員は、こうした情報に触れ、「総理の答弁は全く信用できない」と述べ、首相の見解を厳しくただしました。
首相、関与と承認を全面的に否定
これに対し、高市首相は一貫して「関与していない」との立場を崩しませんでした。首相は、「高市事務所として、サナエトークンが発行され、取引されることについて、発行主体側から一切の説明を受けていない」と明言しました。さらに、「事務所の誰も、その発行や流通について承知しておらず、承認もしていない」と強く否定しました。
首相は、自身の名前や人気に便乗した商品が、意図しない形で次々と市場に出ている現状について、複雑な心境をにじませました。過去には「サナエ饅頭」「サナエ靴下」「サナエランチ」「サナエコップ」といった商品が、本人の意図しないまま販売されたケースがあったことを例に挙げ、「万が一、それらが壊れたりして消費者が怪我をするようなことがあっても、こちらとしては一切承認したこともなく、問い合わせを受けたこともない。どうしようもない状況です」と語りました。この発言は、サナエトークンに関しても、同様に自身は関知しておらず、管理責任も負えないという認識を示唆するものと受け止められました。
杉尾議員は不信感、首相は静観の構え
杉尾議員は、首相の答弁に対し、「報道が事実でないのなら、なぜ訴訟を起こさないのか」と迫りました。しかし、首相は「仮に法令に違反する行為があれば、それは金融庁などが適切に対応すべき問題」との見解を示し、自身としては「現時点で状況を見守る立場だ」と述べるにとどめました。杉尾議員が10回近くにわたり、首相側とサナエトークンとの関係性を追及しましたが、首相は終始、関与を否定し続けました。
この一連のやり取りに対し、杉尾議員は最後まで首相の答弁への不信感を表明し、質疑を終えました。一方、首相は、事実無根の報道や追及に対しては、法的な問題があれば然るべき機関が対応するとして、冷静に対応する姿勢を示しました。
まとめ
- 立憲民主党の杉尾秀哉議員が、週刊誌報道を基に、高市早苗首相の「SANAE TOKEN」発行への関与を質問。
- 高市首相は、発行や取引への関与・承認を全面的に否定。
- 首相は、自身の名前を利用した商品が勝手に販売される例を挙げ、トークンも同様に関知していないと説明。
- 杉尾議員は首相答弁の信用性を疑問視し、訴訟を起こすよう迫った。
- 首相は、法令違反があれば金融庁が対応すべきとし、自身は状況を見守ると回答。