2025-10-17 コメント: 1件 ▼
公約石破茂首相が靖国神社に供物奉納 高市早苗氏は参拝見送り 超党派議連が集団参拝
超党派の議員連盟「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」のメンバーが集団で参拝しました。 石破氏は首相就任以降、昨年の秋季例大祭、今年4月の春季例大祭でも同様に真榊を奉納し、終戦の日には自民党総裁として玉串料を私費で納めてきました。 超党派の議連「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」は、自民党、日本維新の会などの議員が参加し、逢沢一郎氏(会長)が参拝後に記者会見を行う予定です。
石破茂首相が靖国神社に供物奉納 超党派議連が集団参拝
高市早苗氏は参拝見送りの方向 外交配慮で判断か
保守層と外交の狭間で問われる首相の姿勢
石破茂首相は10月17日、東京・九段北の靖国神社で始まった秋季例大祭にあわせ、「内閣総理大臣 石破茂」名で「真榊」と呼ばれる供物を奉納しました。関係者によると、期間中の19日まで首相は参拝を見送り、自民党の高市早苗総裁も参拝を控える方向です。一方、超党派の議員連盟「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」のメンバーが集団で参拝しました。
高市氏はこれまで、閣僚在任中も終戦の日(8月15日)や春・秋の例大祭に靖国神社を参拝してきた経緯があります。しかし今回は、自民党総裁としての立場から、中国や韓国の反発を考慮し、外交問題への発展を避ける判断を取る見通しです。党内からは「外交と信念の板挟み」「保守層への説明責任をどう果たすか」との声が上がっています。
「政治家が信仰の自由を守るのは当然だ」
「外交配慮で参拝をやめるのは本末転倒だ」
「石破首相の判断は現実的で冷静だと思う」
「高市氏が見送るのは残念だが理解はできる」
「靖国をめぐる問題はいつまでたっても日本の宿題だ」
こうした声に象徴されるように、靖国神社をめぐる問題は国内でも賛否が分かれ続けています。石破氏は首相就任以降、昨年の秋季例大祭、今年4月の春季例大祭でも同様に真榊を奉納し、終戦の日には自民党総裁として玉串料を私費で納めてきました。いずれの機会でも、参拝そのものは控えています。
超党派の議連「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」は、自民党、日本維新の会などの議員が参加し、逢沢一郎氏(会長)が参拝後に記者会見を行う予定です。議連は「国家の礎となった英霊に対し、国会議員として敬意を示すのは当然の責務」との立場を堅持しています。
靖国神社の参拝をめぐっては、国内保守層の強い支持を得る一方、隣国の中国や韓国が「戦争責任の美化」と反発してきました。石破内閣は発足以来、経済安全保障や防衛協力などアジア外交を重視しており、今回の判断もその延長線上にあるとみられます。
高市氏にとっても、総裁としての初の秋季例大祭であり、党内外の注目が集まっていました。参拝見送りは支持層の一部に不満を残す一方、外交上の摩擦を避ける現実的判断として評価する声もあります。石破氏と高市氏、それぞれの立場から見た「政治と信仰の距離感」が、今後の自民党の方向性を映し出しています。
靖国神社への参拝は、戦没者追悼と外交関係の間で常に揺れる政治課題です。首相が供物奉納という形を取ったことは、信念を示しつつも国際関係への配慮を失わない“中庸の選択”といえます。秋季例大祭をめぐる判断は、内政と外交の両面で石破政権の姿勢を象徴するものとなりました。
この投稿は高市早苗の公約「靖国神社参拝を総理として実現」に対する評価として投稿された情報です。この公約は90点の得点で、公約偏差値92.9、達成率は7%と評価されています。