2025-10-16 コメント投稿する ▼
高市内閣支持率43% 石破内閣を大きく上回り若年層と保守層の期待集める
時事通信が2025年10月10日から13日に実施した世論調査によると、自民党の高市早苗総裁が首相に選出された場合、新内閣を支持するとの答えは43.8パーセントで、支持しないの23.0パーセントを大きく上回りました。 最近の政権発足時の支持率は、2021年10月の岸田内閣が40.3パーセント、2024年10月の石破内閣が28.0パーセントでした。
石破内閣を大きく上回る支持率
最近の政権発足時の支持率は、2021年10月の岸田内閣が40.3パーセント、2024年10月の石破内閣が28.0パーセントでした。高市内閣は石破内閣を15.8ポイントも上回り、憲政史上初となる女性首相の誕生に大きな期待が集まっている様子がうかがえます。
年代別に見ると、若年層の人気が高く、18歳から29歳の58.0パーセント、30歳代の51.5パーセントが支持と答えました。若い世代が高市氏の改革姿勢や政策発信力を評価していることが分かります。支持政党別では、自民66.4パーセントのほか、参政党71.4パーセント、日本保守党72.7パーセントと、保守系の後押しが目立ちました。
「女性初の首相として、日本の歴史を変えてほしい。期待してます」
「高市さんの経済政策に期待。日本を強く豊かにしてくれそう」
「若者の声をしっかり聞いてくれる政治家。SNSでも発信力がある」
「保守の理念をしっかり持ちながら、現実的な政策を進めてほしい」
「女性ならではの視点で、新しい政治を実現してほしい」
連立協議で広がる可能性
高市氏が政権運営で連携先とにらむ日本維新の会と国民民主党の支持層は、それぞれ38.1パーセント、56.8パーセントが支持しました。特に国民民主党の支持層の半数以上が高市内閣を支持しており、連立協議が進展する可能性を示しています。
一方、連立政権を離脱した公明党の支持層は、40.6パーセントが不支持と回答し、支持の15.6パーセントを上回りました。立憲民主党の支持層も、高市氏を推す声は16.3パーセントにとどまりました。
高市氏は2025年10月4日の自民党総裁選で、決選投票で小泉進次郎氏を破り、自民党第29代総裁に選出されました。党員票で圧倒的な支持を得たことが勝因で、草の根の党員から強い支持を集めました。
若年層と保守層が期待する新時代
若年層の高い支持率は、高市氏のSNS活用や分かりやすい政策発信が評価されている証拠です。また、保守系政党の支持層からの強い後押しは、高市氏が掲げる日本の伝統と文化を守りながら改革を進める姿勢が共鳴していることを示しています。
高市氏は経済安全保障担当大臣や総務大臣として実績を積み重ねてきました。特に経済政策では、積極財政や科学技術立国の復活を掲げ、日本の成長戦略を明確に示している点が評価されています。
時事通信の調査は、全国各地の調査員が18歳以上の男女個人2000人を実際に訪ねて、その場で質問し回答をいただく個別面接方式で実施されています。電話やネットとは異なり、人と人が直接相対する調査の独自性から注目を集めています。
高市内閣が発足すれば、女性初の首相として日本の歴史に新たなページを刻むことになります。若年層と保守層の強い期待に応え、日本を再び成長軌道に乗せられるか、注目が集まります。
故緒方貞子氏以来、国際舞台でも活躍した日本の女性リーダーの系譜を継ぐ高市氏。その手腕と決断力で、日本の新しい時代を切り開くことが期待されています。