2025-11-19 コメント投稿する ▼
鹿児島県で野生イノシシに豚熱感染疑い県内初 養豚日本一に衝撃
鹿児島で野生イノシシに豚熱感染疑い 県内初、九州養豚業界に衝撃。 豚熱は2018年9月に岐阜県で26年ぶりに発生が確認されて以降、野生イノシシの間で感染が拡大を続けている。 九州では既に福岡、佐賀、長崎、宮崎の4県で野生イノシシの感染が確認されており、鹿児島県が九州で5県目の感染確認地域となる可能性が高い。
豚熱恐怖
鹿児島で野生イノシシに豚熱感染疑い 県内初、九州養豚業界に衝撃
鹿児島県は2025年11月19日、霧島市で発見された死んだ野生イノシシ1頭が豚熱(CSF)に感染した疑いがあると発表した。国の検査で確定すれば県内初の野生イノシシ感染事例となり、全国屈指の養豚県として知られる鹿児島県に大きな衝撃が走っている。塩田康一知事氏は緊急の対策本部会議を開催し、厳重な警戒態勢を敷いた。
鹿児島の畜産業界に激震
鹿児島県は肉用牛、豚、ブロイラーの飼養頭数で全国1位を誇る畜産王国だ。令和5年の畜産産出額は3754億円と全国2位に達し、県農業産出額の約7割を占める基幹産業となっている。豚の飼育頭数は全国シェア13.6%の120万頭を数え、産出額では全国最多を記録している。
今回豚熱感染疑いが確認されたのは霧島市で11月17日に発見された野生イノシシの死体だ。豚熱は強い伝染力と高い致死率が特徴の家畜伝染病で、治療法は存在せず、発生農場では飼養豚の全頭殺処分が義務付けられる。養豚業界にとって最も恐れられる疾病の一つといえる。
「まさか鹿児島にも豚熱が来るなんて、悪夢だ」
「養豚日本一の県で感染確認とか、シャレにならない」
「隣県の宮崎では既に感染が広がってるし、時間の問題だったか」
「ついに九州南部まで感染拡大、もう全国に広がる勢いじゃないか」
「経口ワクチン散布を急がないと、養豚農家が全滅する」
九州では5県目の野生動物感染
豚熱は2018年9月に岐阜県で26年ぶりに発生が確認されて以降、野生イノシシの間で感染が拡大を続けている。九州では既に福岡、佐賀、長崎、宮崎の4県で野生イノシシの感染が確認されており、鹿児島県が九州で5県目の感染確認地域となる可能性が高い。
特に隣接する宮崎県では、2025年11月上旬に都城市と高原町で野生イノシシ5頭の感染が相次いで確認されたばかりだ。これらの感染地点は鹿児島県境から10キロ圏内に位置しており、ウイルスの県境越えによる感染拡大が強く懸念されていた。
現在、全国1都2府38県で野生イノシシの豚熱感染が確認されており、ウイルスは着実に南下を続けている状況にある。豚熱ウイルスはイノシシの唾液、涙、糞尿中に排出され、感染個体との接触や汚染物品を介して急速に感染が拡大する特性を持つ。
徹底的な防疫対策が急務
塩田知事氏は対策本部会議で「養豚場への侵入を防ぐため、衛生管理基準の順守徹底に万全を期していく必要がある」と強調した。鹿児島県では2020年4月に豚熱防疫対策マニュアルを策定しており、万一の発生に備えた体制を整備している。
今後の対策として、野生イノシシの捕獲強化や経口ワクチンの散布が検討される見込みだ。経口ワクチンはトウモロコシなどを材料としたビスケット状の餌にワクチンを封入したもので、野生イノシシに免疫を獲得させて感染拡大を抑制する効果が期待される。
養豚農家に対しては飼養衛生管理基準の再徹底が求められ、野生動物の侵入防止対策や消毒の徹底、異常豚の早期発見・通報体制の強化などが急務となっている。
なお、豚熱は豚とイノシシのみが感染する疾病で、人に感染することはなく、感染豚の肉を食べても人体に影響はないとされている。しかし、養豚業界にとっては経営の根幹を揺るがす深刻な脅威であり、一刻も早い対策強化が求められる状況だ。