2025-07-06 コメント投稿する ▼
服部まなぶ候補「物価高に苦しむ声、政治が聞いていない」岐阜から変革訴え
服部氏は、自らが就職氷河期世代であることにも触れ、「景気が悪くても、真面目に働く人が報われる社会を作りたい」と語った。コロナ禍やリーマンショックなど、雇用不安に直面してきた当事者として、賃金が上がらず生活が苦しくなっている現状を「企業だけの問題ではなく、社会全体の課題だ」と指摘。特に中小企業への価格転嫁が進まない現状や、下請けへの圧力に対して「政策でしっかり支え直すべきだ」と訴えた。
また、ガソリン減税を例に挙げ、「ガソリン代の負担を軽くするための法案は、野党が提出しても与党が止めてきた。物価高の中で、政府の対応はあまりに鈍い」と批判。国民が求めているのは一時的な支援ではなく、「継続的に生活を支える仕組み」だと強調した。
さらに、「この国を変えるには、衆議院だけでなく参議院でも流れを変えなければならない。保守王国と言われる岐阜から、その一歩を踏み出したい」と語りかけた。
服部氏のこれまでの活動は、労働組合の有無に関係なく、あらゆる現場で働く人の声に耳を傾けてきた姿勢に貫かれている。政党や立場を超えて「まじめに働く人が正当に報われる社会」を目指す彼の主張は、地に足のついた説得力があった。
最後に服部氏は、「お金の力に頼らない、地道な選挙をやり抜く。岐阜から新しい政治を始めよう」と訴え、聴衆からは温かい拍手が送られた。