2025-05-15 コメント投稿する ▼
自民党、外国人問題で特命委設置 参院選前の保守アピールにネット上で批判殺到
自民党、参院選前に「保守アピール」 外国人問題で特命委設置も疑問の声
自民党は、外国人労働者や観光客による迷惑行為や犯罪への対応を強化するため、「外国人問題に関する特命委員会」を設置し、来週にも初会合を開くと発表した。表向きは外国人の不法行為や地域トラブルへの対策強化を掲げているが、参院選を前に保守層の支持をつなぎ留める狙いが透けて見える。
この特命委は、小野寺五典政調会長がトップを務め、新藤義孝氏が委員長代行、河野太郎元外相が委員長代理に就く予定だ。外国人の迷惑行為や不法滞在、不適切な社会保障の利用を防ぐための対策を検討し、参院選の公約にも反映させる考えだ。
しかし、この動きに対しては、「選挙対策としてのパフォーマンス」との批判も少なくない。参院選を目前にして急に保守層へのアピールを強める姿勢に疑問の声が上がっている。
保守層離れへの焦り?
自民党が外国人問題に特命委を設置した背景には、保守層の支持離れへの危機感があるとみられている。石破茂内閣での支持率低迷も影響し、参院選での苦戦が予想される中、保守層を取り戻すための「見せかけの対策」ではないかとの声もある。
特に、埼玉県川口市でトルコの少数民族クルド人と地元住民の間で摩擦が発生し、地域住民からは「治安が悪化した」との声が上がっている。こうした問題を受け、特命委は川口市の視察も計画しているが、本当に問題解決を目指すのか、それとも選挙向けのアピールに過ぎないのか、疑念は根強い。
ネット上の反応
ネット上では自民党の方針転換に対し、以下のような批判が相次いでいる。
「選挙が近づくと急に保守派に媚びる。わかりやすすぎ」
「本当に外国人問題を解決したいなら、もっと早くから対策してるはず」
「選挙終わったらまた何もやらないんだろう?」
「保守層を騙すためのパフォーマンス」
「外国人問題を票集めに利用しないでほしい」
こうした声からも、参院選を目前にした自民党の「保守層つなぎ留め作戦」に対し、多くの国民が冷ややかな視線を向けていることがわかる。
自民党の狙いと今後の展開
自民党はこの特命委の設置を通じて、保守層に「安全・安心な社会」を強調し、支持をつなぎ留めたい考えだ。しかし、選挙前の急な対応はパフォーマンスと見られやすく、本当に問題解決に取り組む姿勢が示されなければ、逆に信頼を失う恐れもある。
参院選に向けた自民党の「保守アピール」が、実際に成果を生むのか、それとも有権者の不信を招くのか、注目が集まっている。