2025-06-03 コメント投稿する ▼
厚生年金の「流用」は現実だ 音喜多駿氏が訴える“給与明細の真実”と制度改革の必要性
給与明細に映る“搾取の現実” 音喜多駿氏が厚生年金制度改革を訴え
日本維新の会・参院支部長である音喜多駿氏が、厚生年金の「流用」に関する問題提起をSNSで行い、制度改革の必要性を強く訴えている。彼の主張は「イメージ」ではなく、実際の給与明細を通じて浮かび上がる「事実」に基づいており、多くの共感を呼んでいる。
手取りが減る構造的要因に警鐘
音喜多氏は、現行制度が現役世代の負担を過剰に強いている実態を明らかにするため、実際に寄せられた給与明細の一例を取り上げた。ある勤続13年・37歳の会社員のデジタル明細によれば、総支給額が約38万円であるにもかかわらず、手元に残る金額は29万円を下回っていた。その理由は社会保険料、特に厚生年金と健康保険料が大きく影響しているという。
この点について音喜多氏は、
天引きという制度は恐ろしいもので、慣れてしまうとその痛みに気づかなくなってしまうもの。
とし、給与から自動的に引かれる仕組みに対して危機感を示した。
基礎年金への“延命支援”が若者を圧迫
さらに問題視されているのが、厚生年金の財源が基礎年金の支援に回されているという構造だ。音喜多氏は、
現行制度を無理やり維持しようとする限り、現役世代の厚生年金はボロボロの基礎年金の延命治療のために搾取され続けます。
と、制度設計の歪みを鋭く批判している。
彼はこの現状を変えるためには、国民一人ひとりが制度の矛盾に気づくことが重要だとしており、その第一歩として「給与明細を見直すこと」を呼びかけている。
“見せる抗議”として給与明細を掲げよう
音喜多氏は、改革の象徴として給与明細を“掲げる”行動にも言及。街頭演説などで、給与明細を手に制度の現実を見つめ直す場にしてほしいと訴える。また、個人情報を伏せた明細画像の提供を呼びかけており、集まった資料を活用して広く問題を可視化していく考えだ。
このような活動はすでに支持を集めており、SNS上では以下のような声が見られる。
「この国の制度は本当に歪んでいる。音喜多さんの発信で気づいた。」
「厚生年金がいつの間にか別の穴埋めに使われているのは納得いかない。」
「給与明細を見せて抗議する、というのはすごく分かりやすいアクションだと思う。」
「こうした“可視化”の取り組みが制度改革への原動力になるのでは。」
「現役世代の負担が軽くなる制度を真剣に考えてくれる政治家が必要。」
現役世代の味方となる政治家の存在
厚生年金制度は今や、少子高齢化の影響を色濃く受け、支える側の現役世代への負担が深刻化している。その中で音喜多氏のように「構造的な矛盾」に光を当て、実態を可視化しながら改革を求める政治家の存在は、今後ますます重要になるだろう。
制度を疑うことは決してタブーではない。むしろ「見て、知って、声を上げる」ことが、制度を正す一歩になる。