2026-01-19 コメント投稿する ▼
おときた駿氏が衆院選不出馬、妻の三次ゆりか江東区議が東京15区から維新公認で挑戦
日本維新の会の元参議院議員で政調会長を務めたおときた駿氏が2026年1月19日、次期衆議院選挙への対応を発表しました。自身は出馬せず、妻で江東区議会議員を3期10年務める三次ゆりか氏が東京15区から日本維新の会公認候補として挑戦します。夫婦揃って失職するかもしれない大きなリスクを伴う決断について、おときた氏は妻のバックアップに徹すると表明しました。
前回落選からわずか半年での苦渋の決断
おときた氏は2024年10月の衆議院選挙で東京15区から出馬しましたが、自民党の大空幸星氏に敗れて落選しています。参議院議員からの鞍替え出馬でしたが、地元の東京北区とは異なる江東区での選挙は苦戦を強いられました。
今回の決断について、おときた氏は「非常に難しい決断でした」と告白しています。国政の場から再び改革を訴えたいという情熱は片時も消えたことはなかったものの、前回の落選からわずか半年という状況で、準備不足は否めなかったといいます。
加えて、目まぐるしく変わる与野党の距離感や新たな関係性に対し、政治家としての迷いが生じていたことも明かしました。自問自答を繰り返す中で、妻から「あなたが出ないなら、私が挑戦したい」という申し出があったといいます。
「夫婦揃って議員じゃなくなるリスクってすごいな、普通の会社員じゃ考えられない」
「前回の選挙で妻が応援してたのに、今度は立場逆転って、政治家夫婦ならではだね」
3期10年の現場力と地域からの信頼
三次氏は2015年から江東区議会議員を3期務めており、常に区民の声を拾い続けてきました。おときた氏が政治の荒波の中でリスクを取り続けられたのは、妻が家庭を守り、地元を守り、自身を支え続けてくれたからだと感謝の言葉を述べています。
一方で、一人の政治家としての妻を見た時、積み重ねた現場力と地域からの厚い信頼があったとも指摘しました。江東区民からは「次こそは、本当に信頼できる選択肢がほしい」という切実な声があり、それを最も背負っているのは妻ではないかと考えたといいます。
自身のこだわりを一旦すべて横に置いて考え抜いた末の結論は、「今この難局を、特に江東区で戦うべきは三次ゆりかである」という確信でした。おときた氏は今度は黒子となり、妻の挑戦を全力で応援する番だと決めたと語っています。
「区議から衆院議員って飛ばしすぎじゃない?経験値足りるのかな」
社会保障改革の旗は妻に託す
おときた氏が掲げてきた「社会保険料を下げる改革」や「しがらみのない規制改革・成長戦略」という政策の旗は、すべて妻に託すとしています。生活者の視点を持つ妻なら、より力強く実現してくれるはずだと期待を示しました。
もちろん、自身も政治家としての歩みを止めるつもりはないとも述べています。現在は社会保障制度改革をさらに深化させるべく、大学院への入学試験に挑戦しているといいます。妻とともに走り抜き、難局を突破した先に、また新たな挑戦の道を作っていく所存だとしています。
東京15区は江東区全域を含む選挙区で、2024年の衆議院選挙では自民党の大空氏が初当選を果たしました。その前の2024年4月の補欠選挙では、立憲民主党の酒井菜摘氏が当選しています。この補欠選挙でおときた氏は次点でした。
「大学院行きながら妻の選挙応援って、本当に政治家一家だなって感じ」
リスクを伴う賭けに賛否両論
おときた氏は「夫婦揃って失職するかもしれない、あまりにも大きなリスクを伴う賭けです」と率直に認めています。過去にも2019年の選挙で、おときた氏が北区長選に挑戦して落選した一方、妻は江東区議選で再選を果たすという明暗が分かれた経験があります。
今回の決断には賛否様々な意見があるとしつつも、共に歩み続けてきた支援者の想いと、日本の改革を止めるわけにはいかないとの決意を示しました。三次氏への、そして夫婦の決断への支援を呼びかけています。
東京15区では、自民党の大空氏、立憲民主党の酒井氏が再び対決する構図が予想されます。日本維新の会は前回、金澤結衣氏を無所属で擁立していましたが、今回は三次氏が公認候補となります。
高市早苗首相は2026年1月19日夕方に衆議院の解散を表明する見通しで、2月上旬から中旬にかけて総選挙が実施される公算が大きくなっています。三次氏とおときた氏は短期間で選挙態勢を整える必要があり、音喜多家総力戦での戦いとなります。