2025-07-03 コメント投稿する ▼
野田代表「令和のコメ騒動の震源地・宮崎から政治を変える」 山内かなこ候補が第一声で“地域再生”を誓う
「宮崎から政治を変える」
野田代表と山内かなこ候補が第一声 物価高と農業崩壊に立憲が訴える“本気”
令和のコメ騒動は宮崎から
野田代表が第一声の地に選んだ理由
立憲民主党の野田佳彦代表は7月3日、参院選公示初日に宮崎県を第一声の地に選び、同県選挙区から立候補した山内かなこ候補とともに国富町で街頭演説を行った。そこには、地元の渡辺創衆院議員も応援に駆けつけた。
野田代表が語ったのは、現下の物価高と、相次ぐ農政の迷走、そして「裏金問題」に対する政治の責任だ。「令和のコメ騒動の震源地は宮崎だ」と明言し、政府が価格高騰や農業不安を軽視していると批判。「裏金の当事者を候補にする自民党にペナルティを」と厳しく指弾し、宮崎から政権交代の流れを起こす必要性を強調した。
「最初の第一声が宮崎って本気を感じる」
「裏金と農政の二重の怒り、そりゃ地元も黙ってられない」
「“コメ騒動の震源地”と言い切った野田氏、迫力あった」
「自民が何も変わらないなら、変えるしかない」
「物価高も農業も放置されすぎた」
物価高対策に“消費税ゼロ”と“ガソリン減税”をセットで
演説では、物価高対策として「食料品消費税の時限的ゼロ」と「ガソリン暫定税率の廃止」の2本柱を掲げた。野田氏は「8%が0%になれば、米だけでなくすべての食料品が確実に安くなる。地方ほど車なしの生活は難しく、ガソリン減税は命綱だ」と強調。赤字国債を出さず、財源も提示していると説明した。
山内候補も「家計に占める食費の割合は、43年ぶりの高水準」と述べ、緊急対策としてまずは2万円の給付、その後に消費税ゼロの導入を行うと提案。政府の物価対策が現場感覚からずれていることを突き、「これが“生活に寄り添う政治”だ」と訴えた。
「食料品の消費税ゼロって、ようやく現実的な話に」
「ガソリン税の話、地方には本当に死活問題」
「赤字国債じゃないってのもポイント高い」
「この物価高で“自己責任”なんてもう限界」
「2万円給付→ゼロ税率は納得できる流れ」
農業と地域を守る新制度「食農支払」へ
農政の話題では、野田氏が「政府の農業政策は行き当たりばったり」と断じた。「市場任せでは、農家は離れていくばかり。農業の所得は政策で守る時代だ」として、かつての戸別所得補償制度を進化させた「食農支払」を新たに提案。農家の所得補償と消費者負担の軽減を両立する制度設計で、農業を基盤から立て直すと表明した。
山内候補も「農家の声を無視したままでは、地域は崩れる」と訴え、「直接支払い制度で農家を支えながら、消費者の家計にも優しい政策が必要」と同調した。食料自給率や食の安全保障を揺るがす現状への危機感を共有し、「農を守るのは、未来を守ること」と訴えた。
“崩れ落ちる足元”を見つめた4カ月 山内かなこ氏の覚悟
記者として19年、県議として3年超。山内かなこ氏が第一声で語ったのは、「宮崎が少しずつ崩れ落ちている」現実だった。公共交通、医療、介護、教育。どれもが「当たり前に住み続けられる条件」を失いつつあると語り、「処遇改善に国が真っ先に動くべきだ」と主張した。
教育の無償化、育休制度の整備など、子どもと若者が未来を描ける社会の土台を築く決意も口にした。「この宮崎を支えてきたのは皆さん自身。政治の役割は、その力を発揮できる環境を整えること」と述べ、聴衆の拍手を集めた。
「崩れ落ちる足元、って言葉がリアルすぎて刺さった」
「現場を知ってる人に国政に行ってほしい」
「記者→県議→国政、説得力が違う」
「“一人一人の故郷を守る”っていい言葉」
「誰よりも宮崎のことを分かってる人だと思った」