2025-07-13 コメント投稿する ▼
「生活者・労働者・生産者の声を国会へ」 吉田ただとも候補が大分で訴え 枝野氏も支援に駆けつけ共感の輪広がる
“吉田ただともの1議席は何倍もの意味を持つ”枝野氏が熱弁
7月13日、大分駅前で立憲民主党の吉田ただとも候補を支援する街頭演説会が行われ、枝野幸男最高顧問が応援に駆けつけた。枝野氏は、「吉田候補は厳しい環境でも小さな政党を支え、責任感を持って政治に関わってきた人。彼の1議席は、ただの1議席ではない」と力を込めた。
会場には家族連れや買い物途中の市民が足を止め、吉田候補の言葉に耳を傾けた。生活に根ざした政策と、地元での実績をもとにした発言に共感の声が相次いだ。
「“1議席が何倍もの価値”ってほんとそう。こういう人に行ってほしい」
「誰の味方かって、ちゃんと伝わる演説だった」
「地元のこと分かってる人に、やっぱりやってほしい」
「枝野さんの話、胸に刺さった。“お互い様の社会”っていい言葉」
「吉田さんの言葉、ほんとに市民の目線だった。信頼できる」
物価高と賃金格差に立ち向かう政策を明示
吉田候補は演説の中で、米の値上がりに苦しむ市民の声を紹介。「米の量を減らして、野菜や餅でかさ増ししている」という生活のリアルに触れ、「物価を上回る賃金引き上げこそが最大の対策だ」と語った。
その上で、「大手企業と中小企業の格差を是正し、適正な価格転嫁ができるよう契約ルールを整備する」と述べ、中小企業支援と賃金アップの好循環を作る政策を打ち出した。具体的で現実的な提案に、多くの支持が集まりつつある。
“採決すらさせない政治”に怒りをあらわ
ガソリンの暫定税率廃止法案が参議院で採決されなかった問題についても、吉田候補は「法案を潰した参院財政金融委の理事が、2年前に私が敗れた相手。その責任を問いたい」と怒りをあらわにした。
「採決を拒否するのは、議会人としての責任放棄だ」と語り、ガソリン税の暫定措置廃止、食料品の消費税ゼロ、教育・医療・介護の拡充など、生活密着型の政策を次々と提示。「私は生活者の味方、労働者の味方、生産者の味方として働く」と力強く訴えた。
農業再生と共に“支え合う社会”を構想
枝野氏は、吉田候補の掲げる農政再生にも言及。「自民党が減反政策を続けた結果、農家が後継ぎを育てられず、米が足りないという事態を生んだ」と批判。「立憲民主党は戸別所得補償制度を進化させ、農地と食料を守る支援制度へ移行させる」と語った。
また、かつての「自己責任論」や競争原理偏重の政治が、地方や弱者を切り捨ててきたことに対し、「病気や災害、経済の影響で困ることは誰にでもある。だから政治が必要」と説き、「お互い様の精神で支え合う社会を実現しよう」と呼びかけた。
この言葉に、多くの聴衆が深くうなずいた。
“暮らしに届く政治”を求めて広がる共感
吉田ただとも候補の演説には、単なる批判や理想論ではない、地に足の着いた提案が込められていた。物価高、賃金格差、教育や福祉の課題に真正面から取り組み、現場の声を国会へ届けようとする姿勢が、多くの市民に希望を与えている。
この1議席をどうするか――それは単なる議席の数合わせではない。政治に信頼を取り戻す一歩であり、生活を守る選択でもある。