2025-07-08 コメント投稿する ▼
吉村代表「唐突すぎる」石破政権の外国人対応司令塔構想に苦言 維新は選挙前から提案済みと主張
吉村代表が石破政権の“外国人問題司令塔”構想に苦言 「唐突すぎる」「選挙対策では」と疑念
日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)は8日、石破茂首相が閣僚懇談会で打ち出した「外国人問題に対応する新たな事務局組織の設置」について、「唐突感が否めない」「選挙対策の色が強い」と厳しく批判した。維新が従来から提唱してきた政策分野であるだけに、“横取り感”もにじませる発言だった。
支持率を意識した動き?維新代表が「苦しまぎれ」と指摘
記者団の取材に応じた吉村氏は、「選挙戦の終盤に来て、急に『司令塔組織を設けます』というのは不自然だ」と述べ、「参政党が『日本人ファースト』を掲げて支持を集めていることに焦った対応に見える」と分析。
「タイミングが露骨すぎる」
「参政党の影響を見て動いてるとしか思えない」
「移民政策を本気で議論したいなら、もっと前からやるべき」
「国益を考えてるなら選挙前にアピールなんて必要ないはず」
「国民の不安を選挙道具に使ってる印象しかない」
維新としては、外国人政策において「司令塔機能の整備」や「外国人基本法の制定」などをすでに参院選公約に盛り込んでおり、実績と提案の両面で先行してきたとの自負がある。その立場から見れば、石破政権の唐突な組織設置発表は「便乗的」に映るのも無理はない。
吉村氏「本来なら選挙前にやっているはず」政権の“後手対応”を批判
吉村氏はさらに、「選挙を意識しての対応であれば、これは本来あるべき政治の姿とは言えない」と指摘。維新としては、外国人政策を人口減少・雇用制度・社会保障の将来像と直結する国家課題と捉えており、「司令塔」を掲げる以上は、制度全体の再設計が伴うべきだとの立場だ。
「与党はあたふたしている。思いつきで作るような話ではない。もっと早く、もっと根本から取り組む必要がある」と、政権の対応を一刀両断した。
「維新が前から言ってたことを後追いしてるだけ」
「ポジショントークじゃなく、本当に制度設計が必要」
「移民政策って選挙向けの花火じゃなくて、国の根幹」
「野党の公約を見て慌てて動くようじゃリーダー失格」
「どうせやるなら、維新と真正面から議論してみろ」
“外国人問題”は一過性の人気取りではない 政権に求められる本気度
石破首相の今回の方針は、制度整備を急ぐ姿勢を示すものであるが、選挙前というタイミングが政治的な思惑と受け取られるのは避けられない。特に、外国人政策は社会統合や治安、文化摩擦、労働制度と密接に関わる重いテーマであり、即席の組織で対応できるものではない。
維新はこの分野で長年にわたり「制度化」と「法整備」の必要性を主張してきており、今後も政権側に対して具体的な法案提出や政策議論を求める構えだ。