2025-06-13 コメント投稿する ▼
公約大阪・関西万博、西ゲートへの移動ルート新設と予約拡大 混雑緩和と安全確保へ
東ゲート偏重に歯止め 徒歩ルート新設で西側活用促進
2025年開催の大阪・関西万博で、来場者の約7割が利用するとされる「東ゲート」への混雑を解消するため、万博会場を運営する日本国際博覧会協会は6月13日、東ゲートから西ゲートへと移動可能な新たな徒歩ルートを新設し、6月16日からの運用を開始すると発表した。
このルートは会場北側に沿う全長約1.6キロの歩道を活用したもので、所要時間はおよそ30分。午前8時半から正午まで通行可能で、東から西へ向かう一方通行とされる。西ゲートでの入場予約者限定の通行とし、流れの管理を徹底する方針だ。
急増する入場者に対してアクセス導線を再設計する今回の対応には、万博の混雑問題を解消しようとする運営側の苦心がにじむ。夢洲駅と直結した東ゲートが便利である一方で、極端な来場者集中によって入場待ちの行列や安全面の課題が生じていた。
「30分歩くって遠いな…。せめて電動カートとか欲しい」
「西ゲートも最初からもっと考えて設計すべきだったのでは?」
「一方通行か、戻れないのが少し不便かも」
「東ゲート、今は激混みだから西ルートも選択肢としてはアリ」
「暑い時期に30分歩くのはちょっとキツいな…対策を」
西ゲート予約枠も拡大 入場促進へ段階的施策
徒歩ルートの整備に加え、協会は西ゲートの午前中の入場予約枠を拡大することも明らかにした。これにより、希望者はより柔軟に西ゲート入場を選べるようになる。
予約枠は入場日の2日前の午前8~9時ごろに、万博の公式チケット販売サイトで順次追加される予定。直前にスケジュールを調整する来場者にも配慮した対応となっており、今後の混雑緩和への効果が期待される。
なお、これらの取り組みは、単なるアクセス整備にとどまらず、来場者の安全確保や熱中症対策の一環としても注目されている。夏場にかけては気温上昇が予想されるため、徒歩ルートの休憩ポイントの設置や誘導員の配置など、さらなる補完策が求められそうだ。
西ゲート接続バスも始動 咲洲と連携したアクセス強化
さらに、6月15日からは夢洲に隣接する人工島・咲洲(大阪市住之江区)と西ゲートを結ぶシャトルバス2路線の運行も始まる。これにより公共交通機関を利用する来場者の移動オプションが広がり、特に西側からのアクセスが一層スムーズになることが見込まれている。
この咲洲~西ゲート間の接続強化により、来場者が分散することで、会場全体の滞留時間や混雑ピークの平準化も狙える。協会側は「西ゲートの拡大をあの手この手で進めたい」と述べており、今後も新たな誘導策やプロモーションが投入される可能性がある。
「咲洲からのバスはありがたい、体力温存できる」
「このシャトルバスもっと早く発表すべきだった」
「夢洲直通以外のルートもちゃんと活用し始めたか」
「遠方から来る人にとって選択肢が増えるのは良いこと」
混雑と安全、交通動線の試金石となるか
大阪・関西万博は、想定来場者数約2800万人という大規模イベントであり、その運営の成否は日本のイベントインフラの信頼にも直結する。特にアクセスの混雑は、万博のイメージ全体を左右しかねない要素だ。
東ゲート一極集中という課題に対し、今回のような歩行ルート開放や予約システムの調整、シャトルバス導入など、協会側は手を打ち始めているが、夏以降のさらなる混雑増加にどう対応していくのかが今後の焦点だ。
安全と快適さの両立が求められるなか、現場対応に加え、来場者の動線予測とリアルタイムの誘導体制も強化されるべきである。国際的な注目を集めるこの一大事業において、「アクセスの質」が万博成功の鍵を握ることは間違いない。
この投稿は吉村洋文の公約「2025年大阪・関西万博の成功と大阪府と大阪市の連携強化」に関連する活動情報です。この公約は10点の得点で、公約偏差値35.2、達成率は0%と評価されています。