2025-05-25 コメント: 1件 ▼
公約大阪・関西万博に来場者殺到で混雑深刻化 4時間待ちや予約トラブルに不満続出
来場者数が過去最多に 「並ぶ万博」への不満噴出
2025年の大阪・関西万博は、5月23日にこれまでで最多となる約13万9,000人の来場者を記録し、会場は大混雑となった。開幕日の入場者数を上回る盛況ぶりを見せる一方で、パビリオンへの長時間待機や公式予約システムの不具合、バリアフリー環境の不備などが、来場者からの不満を招いている。
人気パビリオンに長蛇の列 待ち時間は4時間超も
とくに注目を集めているのがイタリア館だ。ミケランジェロ作の「キリストの復活」を目当てに、多くの観客が詰めかけており、24日には朝から並び始めた人が入館できたのは4時間以上後というケースもあった。列は大屋根リングの下まで伸び、雨天にもかかわらず傘を差して待つ人でごった返した。
観覧後に「実物を見られて感動した」と語る来場者もいたが、「足が棒のようになった」と疲労感を隠さなかった。
視覚障害者にも厳しい環境 点字ブロックが塞がれる事態も
混雑の影響はバリアフリー対応にも及んでいる。傘を差したまま列が広がった結果、点字ブロックが塞がれてしまい、視覚障害者が進路を確保できないという問題も発生した。白杖を持っていた男性来場者は「これほど動きづらいとは思わなかった」と困惑の表情を浮かべた。
公式サイトも混雑 予約ページにアクセスできず
万博会場では入場から10分後に公式ウェブサイトでパビリオンの当日予約が可能となっているが、24日にはアクセスが集中し、最大で1時間半も予約ページにたどり着けない状態が続いた。「入場しても、見たいところに行けず疲れるだけ」と嘆く来場者もおり、体験型イベントとしての快適性に疑問が呈されている。
ストア・休憩所も飽和状態 人手不足や清掃負担も
東ゲート近くの公式ストアでは、買い物をしようとする来場者が300人以上の行列を作り、入店制限も行われた。スタッフによると、開幕日以上の人出に対応しきれず、ゴミ箱も20分ごとの回収では追いつかない状況に。「人員も限られている中で、限界が近づいている」との声も上がっている。
一方、比較的空いているとされていた「コモンズ」館でも混雑の波が及び、断続的に入場制限がかかった。
来場者数は今後さらに増加 協会は対策を急ぐ構え
主催する万博協会では、混雑緩和のため東西2つのゲートの予約枠を段階的に拡大しており、夜間入場券の時間帯を1時間早めるなど来場時間の分散化を図っている。協会は「予約枠の追加やサーバーの強化など、できることから対応する」としており、さらなる改善策が求められる。
万博は半年間で2820万人の来場を想定しており、1日平均で15万人の来場を見込んでいる。すでにその数字に近づきつつある今、運営体制の再整備と現場の対応力強化が喫緊の課題となっている。
ネットユーザーの反応
「イタリア館、4時間も並ぶって正気か?それでも見たいのすごいけど…」
「視覚障害者の方が困ってるのに誰も配慮しないなんて、ちょっとひどい」
「予約ページずっとつながらないし、ストレス溜まる」
「雨の中で長時間待機は厳しすぎ。何か工夫できないの?」
「公式ストアの行列が地獄すぎた。中もギュウギュウで買い物どころじゃない」
この投稿は吉村洋文の公約「2025年大阪・関西万博の成功と大阪府と大阪市の連携強化」に関連する活動情報です。この公約は13点の得点で、公約偏差値36.5、達成率は0%と評価されています。