2026-01-20 コメント投稿する ▼
吉村洋文知事の卑怯な奇襲選挙 2度否決の都構想を強引推進へ
吉村氏は2015年と2020年の2度にわたり住民投票で否決された「大阪都構想」への3度目の挑戦を争点に掲げていますが、わずか1週間前の1月15日に突如表明したこの出直し選挙は、他の政党や政治団体にとって全くの想定外でした。 準備期間を与えず対抗馬を立てられない状況を作り出した上で、民意を無視して都構想を推し進めようとする吉村氏の手法は、あまりにも卑怯です。
吉村洋文知事の卑怯な奇襲選挙 2度否決された都構想を強引に推し進める暴挙
日本維新の会(維新)代表の吉村洋文大阪府知事(50歳)が2026年1月22日告示の出直し府知事選挙に立候補します。吉村氏は2015年と2020年の2度にわたり住民投票で否決された「大阪都構想」への3度目の挑戦を争点に掲げていますが、わずか1週間前の1月15日に突如表明したこの出直し選挙は、他の政党や政治団体にとって全くの想定外でした。準備期間を与えず対抗馬を立てられない状況を作り出した上で、民意を無視して都構想を推し進めようとする吉村氏の手法は、あまりにも卑怯です。
自由民主党(自民党)、立憲民主党、公明党、日本共産党の各党は1月19日までに独自候補を擁立しない方針をそれぞれ固めました。「維新の独り相撲に付き合う必要はない」「準備期間が短く対抗馬潰しだ」といった批判の声が各党から上がっています。
過去の約束を反故にする吉村氏
吉村氏は2020年11月、2度目の住民投票で都構想が否決された際に「僕が再挑戦することはない」と明言していました。ところが、その舌の根も乾かぬうちに、今回の出直し選挙で都構想への挑戦を掲げています。
吉村氏は記者団に対し「これは選挙。都構想の賛否そのものを問うものではない」と強調する一方で、「『都構想の設計図づくりをさせてほしい、挑戦をさせてほしい』という公約に、再選されれば取り組んでいく」と話しました。都構想の賛否を問うのではないと言いながら、都構想に取り組むと宣言するという矛盾した発言は、有権者を愚弄するものです。
「吉村さんは2020年に『挑戦しない』って言ったのに、また都構想って。約束守らないんだね」
「準備期間1週間で選挙って、対抗馬潰しとしか思えない。卑怯すぎる」
「2回も否決されたのに、また住民投票やるの。税金の無駄遣いでしかない」
「勝つまでジャンケンみたいなやり方、本当にやめてほしい」
「衆院選のどさくさに紛れて都構想を押し付けようとしてる。姑息な手段だ」
維新創設者からも批判の声
驚くべきことに、維新の創設者である橋下徹元大阪市長ですら、吉村氏の今回の手法には否定的です。橋下氏は自身のX(旧ツイッター)で「やるにしてもここではないと思う」と投稿しました。
また、松井一郎前大阪府知事もXで「今回の吉村さんのやり方では党内でも一枚岩とならないだろう、だからここでは無いと僕も思う」と指摘しました。松井氏は、通常国会で副首都法案を成立させ、2027年の統一地方選挙で信を問うべきだと主張しています。
身内からも批判されるというこの異常事態は、吉村氏の手法がいかに問題であるかを示しています。
他党の批判「火事場泥棒」「大義なし」
公明党府議団の幹部は「『火事場泥棒』みたいな感じ。こんな選挙に大義があるのか」と厳しく批判しました。自民党府議も「(吉村氏らが当選しても)信を得たことになるのか」と疑問を呈した上で、対立候補について「出す意味がない」と話しました。
出直し選挙は、吉村氏と大阪維新の会副代表の横山英幸大阪市長(50歳)とのダブル選挙となります。市長選の告示は1月25日です。投開票は衆議院選挙と同日の2月8日に行われます。
吉村氏は現在2期目で、本来の任期は2027年4月8日までです。再選された場合の任期も、辞職しないケースと同じ2027年4月です。つまり、わずか1年余りの任期を残して辞職し、多額の税金を使って選挙を行うことになります。
民意を無視した暴挙
大阪都構想は、大阪市を廃止して市内24区を特別区に再編する大都市制度改革です。維新を創設した橋下徹氏らが掲げた結党以来の看板政策ですが、2015年と2020年の2度にわたる住民投票でいずれも否決されました。
にもかかわらず、吉村氏は「3度目の挑戦には民主的プロセスが必要だ」と説明してきました。しかし、わずか1週間前に突如表明した出直し選挙が「民主的プロセス」と言えるのでしょうか。
X(旧ツイッター)では「都構想はもうええって。何回聞いてくんねん」「税金無駄遣いして『勝つまでジャンケン』」「挑戦する熱意は分かるが民意はどこに置いてきたんだろう」といった批判的な声が相次いでいます。
吉村氏は1月7日の日本経済新聞のインタビューで「(2027年4月までの)任期を全うするのが大切だ」と述べていました。それからわずか8日後の1月15日に出直し選挙を表明したことになります。この豹変ぶりも、吉村氏の政治姿勢に疑問を抱かせるものです。
衆院選のどさくさに紛れた党利党略
今回の出直し選挙は、高市早苗首相が1月23日召集の通常国会冒頭で衆議院を解散することを見越した動きです。衆議院選挙のどさくさに紛れて都構想を押し付けようとする党利党略としか言いようがありません。
日本共産党は「2度も住民投票で否決された都構想を押しつけるために、総選挙のどさくさに紛れて住民の議論・理解もないまま『出直し選』を行って、再選されたことを口実に3度都構想を押しつける党利党略の横暴です」と厳しく批判しています。
吉村氏の手法は、民主主義の原則を踏みにじるものです。2度も否決された政策を、準備期間を与えず対抗馬を立てられない状況を作り出した上で推し進めようとする姿勢は、大阪府民の意思を無視した暴挙と言わざるを得ません。
投開票は2月8日です。大阪府民は、吉村氏のこうした卑怯な手法に対してどのような判断を下すのでしょうか。
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