2025-12-01 コメント投稿する ▼
吉村代表、自民と衆院定数削減合意 小選挙区25議席、比例20議席削減で法案提出へ
吉村氏は、1年以内に削減手法に関する結論が出ない場合、小選挙区と比例代表を合わせて定数の1割、つまり46議席を削減する方針を法案に盛り込むことで、自民党と合意したことを強調した。 維新としては、定数削減を進めるために早期に結論を出す必要があるとの考えが強く、与野党協議を1年以内に終結させることが求められている。
日本維新の会(維新)の吉村洋文代表(大阪府知事)は、衆議院議員定数削減を巡る自民党との合意に至ったことを1日、報道陣に明らかにした。吉村氏は、1年以内に削減手法に関する結論が出ない場合、小選挙区と比例代表を合わせて定数の1割、つまり46議席を削減する方針を法案に盛り込むことで、自民党と合意したことを強調した。
両党の合意により、この定数削減案は臨時国会に提出され、速やかに成立を目指すこととなる。特に、削減対象の議席数については、小選挙区25議席、比例代表20議席を削減するという具体的な数字で合意が固まった。
維新のリーダーシップと定数削減への強い意欲
吉村代表は会談後、記者団に対して「1割削減について、小選挙区25議席、比例20議席をベースに法案を進める」と述べ、削減の具体的な内訳を明示した。維新としては、定数削減を進めるために早期に結論を出す必要があるとの考えが強く、与野党協議を1年以内に終結させることが求められている。
維新は当初、比例代表の50議席削減を提案していたが、政治的な現実を踏まえ、最終的には妥協案として25議席と20議席の削減案で合意した。吉村氏は、法案を可決させるためには多くの党の理解が必要だとし、一定の歩み寄りが必要であったことを認めている。
自民との連携と法案提出の方針
自民党との合意を受けて、法案は臨時国会に提出されることが決定した。吉村代表は「法案提出を期して、早急に結論を出すべく、与野党協議を進める」との方針を示した。自民党内でも定数削減に賛成する声が強く、今後の協議においてもスムーズに進展することが期待されている。
定数削減案は、選挙制度改革の一環として進められるもので、議席削減による政治の効率化と、選挙の公平性を高めることが目的となっている。吉村氏は、定数削減が実現すれば、より市民に近い形で政治が運営されるとの期待を込めて推進している。
SNSの声
「定数削減には賛成。政治家の数が減れば少しは効率的になるかもしれない。ただ、議席数が減ることで本当に国民の意見が反映されるのかは心配。」
「吉村さん、頑張ってるな。比例代表削減50議席から20議席に減ったけど、よく調整したと思う。」
「小選挙区と比例で合計1割削減か。もう少し削減してもいいんじゃないかと思うけど。」
「定数削減が進むのは良いけど、その後の影響をちゃんと考えてほしい。議会が機能しなくならないように。」
「維新がこれを進めてくれたことに感謝。次はもっと国民に近い政治を目指してほしい。」
今後の課題と国民の反応
衆院議員定数削減に賛成する意見が多い中、削減の規模や方法については議論が続くと予想される。特に比例代表の削減が進むことで、地域ごとの代表性が失われる懸念もある。吉村氏は、定数削減が国民にとってより良い政治を実現するための第一歩であると強調しているが、その実現に向けての議論がどのように展開するのか、注目が集まる。
維新としては、この法案の成立を政治改革への重要なステップとして位置づけており、今後の議論においても引き続き積極的に関与していく方針だ。
衆院定数削減を巡る自民党と維新の合意により、1年以内に結論が出ない場合は小選挙区25議席、比例代表20議席を削減することが決定した。吉村代表は、定数削減を早期に実現するための法案提出を強調し、議論を加速させる考えを示している。今後、与野党の協議が進む中で、定数削減が具体化していくことが期待されている。