チームみらい、北海道に稲原むねよし氏擁立 AI技術で人手不足とエネルギー問題の解決を目指す

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チームみらい、北海道に稲原むねよし氏擁立 AI技術で人手不足とエネルギー問題の解決を目指す

AI研究者から政治の現場へ 稲原氏が北海道で挑戦


6月11日、新党「チームみらい」は、参議院選挙の北海道選挙区公認候補予定者としてAIエンジニア・稲原むねよし氏を発表した。東京大学工学部を卒業後、日本IBMを経てAI開発やLLM(大規模言語モデル)の研究を手がける技術者であり、今回初めて国政に挑む。

記者会見では、党首の安野たかひろ氏が「稲原氏は“まず手を動かす”というチームみらいの理念を体現する存在」と評価。実際に党の政策開発では「いどばたシステム」や「AIあんの」といったプロダクト開発にも貢献してきた。

登壇した稲原氏は「私は一介のエンジニアに過ぎない」と語りながらも、「だからこそ、最先端技術の力を政治の場で説明し、社会課題に応用できる」と意気込みを見せた。特に北海道の可能性に触れ、「技術でこの地の課題を乗り越え、豊かさを生み出すモデルケースにしたい」と語った。

「現場の技術を知ってる人が政治に立つって、本当に待ってた流れ」
「北海道を未来型モデル地域にする発想、めっちゃ面白い」


人手不足とエネルギー問題をAIと技術で突破


稲原氏が訴えるのは、AI技術による労働力不足の補完と、科学技術に基づいたエネルギー政策の推進だ。
「高齢化により労働力が減り、日本の高齢者依存率はすでに50%を超えました。さらに、エネルギー不足は産業空洞化と賃金停滞を引き起こしている。これを打破するには技術しかありません」

北海道はスマート農業の普及率が全国1位という実績があり、また大樹町の宇宙港や千歳の半導体集積地、苫小牧・石狩のデータセンター群など、最先端の産業が次々と誕生している。こうした“芽”を確かな産業に育てていくには、「人材」ではなく「テクノロジー」が鍵になると稲原氏は訴える。

「技術者だから言える『現場の効率化』、これが政策の本来の出発点」
「データセンターと農業、宇宙と食料って並べ方が未来っぽくてわくわくした」


北海道の“未来可能性”を全国のモデルに


稲原氏は、北海道におけるテクノロジー導入の先進事例を挙げ、「ここで未来の地域モデルを築くことで、日本全体の再生にも貢献できる」と述べた。

実際、北海道は全国で最も人口密度が低く、高齢化と人手不足が深刻な地域でありながら、広大な農地や自然エネルギー資源、そして最新産業の種が数多く存在する。この“矛盾”を技術で乗り越えれば、それは他の地方にも応用できる。

稲原氏は「再生可能エネルギーの活用、泊原発の再稼働、風力や水力の効率的運用によって電力供給を安定させ、データセンターなどの産業需要にも応えていく」と力強く語った。

「地方再生の具体策ってこういうことだよね。“なんとなくIT”じゃなくて、産業と結びついてる」


“科学と政治”の接続が未来を拓く


稲原氏は「チームみらいは、科学と政治をつなぐ政党です」と明言。「ブロードリスニング」と呼ばれる国民対話システムを通じて現場の声を拾い、科学的エビデンスに基づいた政策立案を進めていくと語った。

「何を効率化し、何を自動化するかは現場の声がなければわからない。だからこそ、私は現場の声と技術の接点に立ちたい。北海道からその挑戦を始めたい」

その語り口は、情熱的でありながら、あくまで論理に根ざしているのが特徴的だった。現場での経験と理論が融合した稲原氏のスタイルは、従来の政治家像とは一線を画す。

「“科学と政治を接続する”っていう言葉、これからの時代のキーワードになると思う」


北海道から始まる技術立国ニッポンの再構築


最後に稲原氏は、「北海道には、未来の日本を先取りする要素が揃っている。ここで成功モデルを作り、それを全国へ展開したい」と述べた。

失われた30年を取り戻すために、科学と技術に投資すること。人材不足やエネルギー難に対し、感情論やバラマキではなく、冷静な戦略とデータに基づいた改革を行うこと。
それこそが、今の政治に欠けている視点であり、チームみらいが掲げる「政治に風穴を開ける」試みの本質でもある。

今後の選挙戦で、エンジニアとしての知見と実行力がどこまで共感を得られるか。北海道から始まる「技術で国を変える」挑戦が、いま幕を開けた。

コメント: 1件

2025-06-17 11:32:11(内間)

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上記の稲原宗能の活動をどう思いますか?

コメント

北海道のポテンシャルに目をつけてくださりありがとうございます!そうです!ここは北海道!試される大地です!!!

2025年6月18日 18:22 牛

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