島田洋一氏が警鐘 「家族別姓法案」は女性に“離婚で姓を戻せ”と迫る制度か

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島田洋一氏が警鐘 「家族別姓法案」は女性に“離婚で姓を戻せ”と迫る制度か

立憲・国民の「家族別姓」法案に疑問続出 “離婚で姓を戻せ”の仕組みに批判


立憲民主党と国民民主党が国会に提出した「家族別姓」法案に対し、制度の中身を知った人たちから「これはおかしい」との声が相次いでいる。とくに問題視されているのは、女性が結婚時に改姓したあと、「旧姓に戻りたければ離婚するしかない」という制度設計だ。

政治学者の島田洋一氏はX(旧Twitter)でこの制度の矛盾を鋭く突いた。

女性が「アイデンティティ確保」のため結婚時の判断を改めようと思えば離婚するしかないという制度設計など論外。
「離婚すればいいんだ」と叫んでいたが、法案提出者たちの本音です。

このように、結婚後に旧姓に戻るためには離婚しか道がないという現行制度を温存したままの設計では、「選択肢」と呼ぶにはほど遠い。

「選択肢」なのに選べない? 実態は“強制改姓”のまま


今回の法案は、一見すると選択的夫婦別姓の導入を目指す内容だが、実際には結婚時にどちらかの姓を選び、その後は自由に変更できないという仕組みが残る。しかも、夫婦が同姓にしない場合、子どもの姓は自動的に戸籍筆頭者に合わせられるという設計が想定されており、「家族としての一体感」重視を建前に、柔軟な運用はほとんどできない。

こうした中途半端な制度では、特に女性が一方的に改姓を強いられる現状が温存されるだけでなく、「元に戻すには離婚を」といった極端な選択を迫られる形になってしまう。

野次に滲む“本音”が物議―「離婚すればいい」の真意


さらに衆院法務委員会の場で、立憲民主党の平岡秀夫議員が「離婚すればいいんだ」とヤジを飛ばしたことが報じられ、火に油を注ぐかたちとなった。これは制度上の問題点というよりも、「制度をどう捉えているか」が表れた瞬間だと受け取られている。

女性の尊厳やアイデンティティを軽視しているように感じられるこの発言に対し、ネット上では非難の声が噴出している。

ネット上の声:「女性軽視」「結局変わってない」


SNS上では制度の不備に疑問を呈する投稿が目立つ。以下はXなどに寄せられた声だ。

「選択的夫婦別姓って言いながら、実質“選べない”仕組みじゃないの?」
「姓を戻したければ離婚って、なんでそんな極端な方法しかないのか」
「家族の一体感とか建前で、実際は女性が我慢する制度のまま」
「平岡議員の“離婚すれば”発言、女性をバカにしてるとしか思えない」
「これが“進歩的な法案”って言える感覚が分からない」

こうした反応が表しているのは、国民が求めているのは単なる制度変更ではなく、「実質的に意味のある選択肢」だということだ。

制度改正のはずが“時代逆行”?


本来、選択的夫婦別姓の議論は、個人の尊厳や多様な生き方を認めるための改革のはずだった。それにもかかわらず、制度の中身が“離婚で姓を戻す”という不合理を含んだままでは、結局のところ「名前か家族か」という二者択一を押し付けるだけになってしまう。

島田氏の指摘は、こうした現実を鋭く突いている。表向きの「選択」の裏に隠れた不自由さに、多くの国民が気づきはじめている。

本当に選べる制度を目指すべき


政府・国会には今後、形式上の選択ではなく、誰もが無理なく納得できる制度設計が求められる。姓を変えることが人生の重大な決断である以上、それを「離婚で対応しろ」という制度のままでは、到底国民の理解は得られない。

今こそ、個人の尊重と柔軟な選択を両立させる本当の意味での改革が必要だ。

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2025-06-15 09:54:02(植村)

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