2025-07-22 コメント投稿する ▼
小坂英二氏が日本保守党・東京29区支部長に就任|荒川・足立から国政へ“第三幕”
小坂英二氏、日本保守党の衆院東京29区支部長に就任 地元荒川から国政へ挑む“第三幕”
日本保守党は7月、小坂英二氏を衆議院東京都第29区支部長に任命した。この地域は荒川区全域と足立区の一部を含むエリアで、小坂氏が長年区議として活動してきた地盤でもある。今回の就任は、国政への再挑戦に向けた新たな一歩と位置付けられている。
国政への再挑戦を宣言
小坂氏は自身のX(旧Twitter)で、
日本保守党の衆議院東京都第29区支部長に就任致しました。30年近く住み、区議会議員を6期務めてきた荒川区を含む東京29区において国政挑戦への第三幕に臨みます
と投稿し、地元で培った経験と絆をもとに国政に挑む決意を表明した。
小坂氏は2003年から荒川区議を6期にわたり務め、地元密着型の活動を続けてきた。長年の実績とネットワークを背景に、国政でも地域の声を届けたいという思いがにじむ。
「日本を守る」強いメッセージ
投稿では、日本の現状に対する危機感も率直に綴られている。
「日本人の幸せの基盤を守り引き継いで欲しい!という多くの皆様の想いを背負い、言論を戦わせて参ります」
「人口侵略、経済侵略、軍事侵略に晒される日本。無策は悪化を招きます。悪化を招く政治とは戦っていかねばなりません」
「想いを重ねる皆様にお力をお借りできれば、これほど心強いことは有りません」
と強調し、国や地域を取り巻く安全保障、経済、文化の問題に対して、積極的に発信していく姿勢を示した。
地元で積み上げた政治経験
東京都29区は、荒川区全域と足立区西部から構成される。小坂氏はこの地域で長年活動を続け、住民の声を丁寧に拾い上げるスタイルを貫いてきた。区議としては、教育や治安、社会保障、外国人政策など多くの課題に取り組んできた実績がある。
特に小坂氏は、外国人による不動産取得や社会保障制度の利用に対して厳格な規制を求める立場で、SNSや講演会でもその姿勢を鮮明にしている。日本保守党の掲げる「国を守る」という方針とも一致しており、今回の支部長就任は、その路線をより強く打ち出すきっかけとなりそうだ。
国政“第三幕”に懸ける思い
小坂氏にとって、今回の挑戦は「第三幕」と表現されている。第一幕は地元の金融機関や議員秘書としての勤務、第二幕は荒川区議としての20年近い経験、そして第三幕が国政での活動というわけだ。
参院選など過去の選挙では惜敗したものの、そのたびに地元に戻り、支持者との対話を続けてきた。今回の就任は、長年の支援者たちにとっても「待っていた」展開と言えるだろう。
小坂氏の政治理念と主張
小坂氏は「伝統・家族・国土」を守ることを政治の根幹とし、以下のような政策を訴えている。
* 外国人土地取得や移民政策の厳格化
* 家族制度と教育の再建
* 自衛隊の権限拡大と防衛力強化
* 憲法改正による国家主権の明確化
* 多様性よりも“普遍的な国民の価値観”の重視
これらの主張は一部では「過激」とも受け取られるが、保守層からは「日本の核心を守る声」として強い支持を集めている。
日本保守党との連携と今後の戦略
小坂氏が所属する日本保守党は、2023年の設立以来、保守政治の再構築を掲げて急速に勢力を伸ばしている。党の中では「組織運動本部部長」としても活動しており、支部の立ち上げや地方議員の育成にも深く関わってきた。
今後は、東京都29区での支援者ネットワークの構築とともに、国政選挙に向けた準備を加速させていくとみられる。
地域との絆を力に変えて
東京都29区は都市部である一方、高齢化や教育、治安、外国人対応など多くの課題を抱えているエリアでもある。小坂氏は区議時代からこうした問題に向き合い、SNSや講演会を通じて住民との対話を重ねてきた。
今回の就任により、「現場を知る政治家」としての経験を国政に生かす好機を得たとも言える。
小坂英二氏の日本保守党・東京都第29区支部長就任は、国政に向けた再挑戦への強い意思表明だ。
言論を戦わせて参ります
との覚悟は本物であり、今後の衆院選挙に向けて、地域に根ざした保守政治をどう展開していくのか、注目が集まる。
「守る政治」を訴える小坂氏の第三幕。その成否は、地域有権者との信頼関係と、時代が求める価値観とのすり合わせにかかっている。