2025-05-02 コメント: 3件 ▼
下地島空港を共用化せよ 小坂英二氏が自衛隊駐留を訴え――台湾・南西有事に備える防衛拠点化を提案
下地島空港を「共用空港」に 小坂英二氏、自衛隊駐留を訴え
日本保守党の小坂英二・前荒川区議会議員は、沖縄県宮古島市にある下地島空港を自衛隊と民間の「共用空港」として整備し、早期に国の管理下に置くべきだとX(旧Twitter)で強く主張した。小坂氏は「台湾や南西諸島有事に備えるためには、宮古諸島の守りの要として下地島空港を位置付けるべき」とし、現行の地方管理体制では有事対応に不安が残ると訴えている。
自衛隊との「共用空港」化を急げと提言
小坂氏は下地島空港について、「3000m×60mの滑走路と転回可能な平行誘導路を備えており、航空・海上自衛隊の基地として最適なインフラがある」と評価。さらに、現在も大型旅客機による「タッチ&ゴー」のパイロット訓練が行われていることを踏まえ、軍用利用への即時対応が可能な空港だと指摘する。
現状、下地島空港は地方管理空港であり、沖縄県が所管している。これに対して小坂氏は「チャイナにひれ伏す玉城デニー知事の管理下では有効な軍事活用は困難」と批判し、「平和利用という“呪いの言葉”を破棄せねばならない」と述べた。
「覚悟があるか否か」――国防政策に問われる決断
小坂氏は、「現在ある共用空港の多くは、元々軍事空港に民間利用を加えた例だが、今はその逆でもよい。前例にとらわれる時ではない」と強調。政治の決断一つで南西諸島の防衛体制を大きく前進させられるとし、「覚悟があれば手続きは後からついてくる」と強い言葉で政府の対応を促した。
また、小坂氏は投稿の最後に「娘と息子がピカチュージェットに喜んでいた写真」を添えて、下地島空港が象徴する“平和な日常”を守るためにも、自衛隊の駐留による抑止力強化が必要だと訴えた。
背景:有事に備える南西諸島の重要性
下地島空港は、那覇や石垣に次ぐ長大な滑走路を持つ空港であり、中国との緊張が高まる中で南西諸島の防衛拠点として注目されている。自衛隊の「南西シフト」政策も進んでおり、すでに与那国島や宮古島には地対艦ミサイル部隊などが配備されている。だが、下地島空港は民間専用の地方管理空港として、現時点では軍事利用されていない。
防衛省はこれまでも「共用空港化」には自治体との合意が不可欠との立場を取ってきたが、有事を想定した即応体制強化の議論は今後さらに進む可能性がある。
ネットの反応
「玉城知事じゃなくても、県管理のままだといざというときに動けないよな」
「左翼的な『平和利用』なんて言葉に惑わされる時代じゃない」
「共用空港は当然の選択肢。むしろなぜ今までしてなかったのか」
「台湾有事の可能性があるのに、宮古島が丸腰では困る」
「ピカチュージェットの話を添えるあたり、小坂さんらしいけど、確かに平和を守る備えは必要」