2025-04-20 コメント: 1件 ▼
迷彩服で毅然と支援に立つ自衛隊 小坂英二氏「全国にこの姿勢を広げよう」
宮古島自衛隊の“迷彩服”出動に喝采 小坂英二氏「毅然とした対応、全国に広がれ」
沖縄県・宮古島で4月21日に開催された「全日本トライアスロン宮古島大会」。その運営支援に迷彩服姿で参加した陸上自衛隊・宮古島駐屯地の隊員たちの姿が、地元テレビで報じられた。この映像に、元荒川区議で日本保守党の小坂英二氏が喝采を送った。
X(旧Twitter)上で小坂氏は、「左翼クレーマーや極左市議からの『迷彩服着るな』という圧力に、自衛隊が毅然とした態度で応じなかったことは非常に喜ばしい」と綴ったうえで、「今までのように理不尽な批判に屈する必要はない。むしろそれが国防力を削いできた」と訴えた。
「今まで各地の自衛隊は、活動家や一部メディアの理不尽な言いがかりに対して“耐え忍び、そして受け入れてしまう”という誤った対応を繰り返してきました」
小坂氏はそう述べ、自衛隊の過剰な“配慮”が、結果として活動家や一部政治勢力を図に乗らせ、全国各地で同様の圧力を助長する原因になっていると指摘した。今回の宮古島駐屯地の対応については「超然とした態度」であると評価し、「これこそが正しい在り方だ」と強調した。
「迷彩服」にこそ意味がある
迷彩服は、戦闘服というだけでなく、自衛官の正式な活動服である。任務遂行中にその服装でいるのは当たり前のことであり、災害派遣でも迷彩服を着て出動することは一般的だ。それにもかかわらず、平和イベントや地域ボランティアでの迷彩服着用を「軍事色が強い」「不快だ」とする声が一部で上がることについて、小坂氏はこう一蹴する。
「迷彩服での支援が“軍靴の音”に聞こえるなら、それは自衛隊への無知と偏見以外の何ものでもない」
自衛隊が“目立たぬよう”私服で活動する姿は、確かに地域に配慮する姿勢でもあった。しかしそれは同時に、「自衛官は表に出るな」という暗黙の差別に屈していた側面もある。小坂氏はその点を踏まえ、「今こそ、自衛官が正々堂々と任務に当たる姿勢を、地域社会も応援すべきだ」と呼びかけている。
「黙っていては国防は守れない」
全国各地で、自衛隊への理不尽なクレームが起こるたびに、自衛隊側が波風を立てまいと“静かに折れる”という対応を続けてきた。だが、小坂氏はその姿勢に疑問を投げかける。
「今回の宮古島駐屯地の姿勢が全国に広がってほしい。私は国民の一人として、自衛隊を全力で応援する」
この小坂氏の投稿は、ネット上で多くの支持を集めている。国防や治安を担う自衛隊が、誰に遠慮することなく、毅然と任務を果たす。その当たり前のことが、時に批判される社会のあり方を変えるきっかけになるかもしれない。
今回の迷彩服出動は、単なる大会支援ではなく、“自衛隊が自衛隊らしくあるための一歩”として、多くの国民の共感を呼び起こしている。