2025-03-28 コメント投稿する ▼
小坂英二氏、政府の戦争検証会議に反発:先人への敬意欠如を批判
小坂氏は、今回の検証が「戦前、我々の先人はまともな判断力も無い馬鹿で、そいつらのせいで内外に被害が生じた責めを負わねばならない」という結論に導かれかねないと懸念しており、その姿勢を「許しがたい」としています。彼は、戦争の背景にあったアジアの独立と、当時日本が直面していた欧米列強による植民地支配の現実を無視することに対して強く反発しています。
また、小坂氏は、日本が戦った結果として、アジア各国が独立を果たす契機が生まれたことを無視した検証が行われることに疑問を呈しています。歴史的な事実を歪めて特定アジア諸国の「ゆすり」や「たかり」の材料を生み出すような検証は、有害であり、決して容認できないと断言しています。
さらに、小坂氏は今、行うべきことは「日本の大切なものを守り引き継ぐために、国防の一切のタブーをゴミ箱に捨て、あらゆる手段を講じて具体的に守りを固めること」だと強調しています。日本の歴史や文化を守るために、国家としての覚悟を持つことが最も重要であり、過去の誤解を再度繰り返さないためにも、もっと具体的な行動が求められていると訴えています。
小坂氏の主張は、過去の戦争責任や歴史認識に関する議論が今もなお続いている中で、一部の人々が歴史を美化し、誤った方向に導こうとしている現実を警戒しています。彼は、過去の決断を尊重し、今後の日本の進むべき道をしっかりと守っていく必要があると訴えています。