2025-03-06 コメント投稿する ▼
札幌市の違法動物園問題に怒りを表明 行政の不作為を厳しく批判
■小坂英二氏の主張
小坂氏はXへのポストで以下の点を指摘しました。
- 行政の怠慢と不作為:
札幌市が違法建築を把握してから21年が経過したにもかかわらず、なぜ刑事告訴を行わなかったのかを疑問視しています。また、札幌市が繰り返し指導を行ったにも関わらず、「ノースサファリサッポロ」はその指導を無視し続けたことに対して、強い怒りを感じていると述べています。
- 行政の信頼失墜:
「ノースサファリサッポロ」の違法建築問題が長年放置されたことにより、行政の信頼は失墜したと指摘。さらに、違法行為に対して札幌市の他の部署が補助金を支給したことを挙げ、行政の杜撰な運営を批判しています。
- 再発防止のための強い対応:
同様の違法行為が繰り返されないよう、行政が「一罰百戒」の姿勢で再発防止に取り組むべきだと強調しています。また、「ノースサファリサッポロ」の運営会社が他の破産した動物園を取得し、再建を試みていることに懸念を示し、経営体質が改善されなければ、同様の違法行為が繰り返される可能性があると警鐘を鳴らしました。
■「ノースサファリサッポロ」の問題点
「ノースサファリサッポロ」は、2005年に開園以来、無許可での建築物増設と劣悪な飼育環境が問題視されています。
- 無許可建築の増加:
開園当初の10棟から、2024年3月までに156棟まで増加し、札幌市から繰り返し指導を受けていましたが、その指導は無視されました。
- 動物の管理問題:
動物福祉の観点でも問題が多く、アザラシの飼育登録が未了のまま、購入した9頭中7頭が死亡しました。飼育環境の改善が求められています。
■行政の対応と改善点
小坂氏が強調するように、行政は過去に把握した違法行為に対して迅速に対応するべきであり、違法建築の放置が行政の信頼を損ねています。札幌市は「ノースサファリサッポロ」に対する指導を行ってきましたが、それが実効性を欠いた結果、問題が長引いたことは行政の怠慢を示しています。
また、運営会社の経営体質の改善が必要であり、再建を試みている新たな動物園が再び同様の違法行為を繰り返さないようにするためには、しっかりとした監視と厳格な対応が求められています。