2025-04-03 コメント投稿する ▼
れいわ・大石議員、憲法審査会運営に不満「毎週開催を見直すべき」
■ 憲法審査会の運営改善提案
大石議員は、憲法審査会の頻度について問題提起した。毎週開催される現状に対して「これまで何度も申し上げているが、毎週の開催はやめていただきたい」と述べ、会議の頻度を減らすべきだと訴えた。彼女は「例えば、3週に1度にして、1回の会議の時間を2倍にすることで、議論を深めることができる」と提案した。頻繁に開催される会議では、時間が足りず議論が浅くなりがちだというのが彼女の懸念だ。
■ 他党への質問機会不足に不満
さらに、大石議員は、会議の進行に関しても不満を表明した。特に「前回、私が挙手しても質問ができなかった」とし、自党の意見だけでなく、他党への質問機会が限られていることが議論を深める妨げになっていると指摘した。議論を本当に深めるためには、異なる意見を交わす機会が必要だと訴えた。
■ 資料内容の偏りに疑問
また、憲法審査会で使用される資料についても批判を展開。特に、衆議院法制局が作成した資料に、憲法改正に賛成する立場を色濃く反映した内容が含まれていることに疑問を呈した。「資料に載っていた『70日限定説』を支持するような意見が記載されており、これが法制局の立場として不適切ではないか」と指摘した。特に、改憲派の意見を強く反映した資料が、あたかも中立的な意見のように扱われていることに対して不満を抱いている。
■ 法制局の中立性に懸念
大石議員はさらに、法制局の中立性についても懸念を示した。「法制局が意図的に特定の立場に寄り添った資料を作成することは考えられなくもない」とし、これが「衆議院特有の偏り」によるものではないかと指摘した。このような偏りが議論に影響を与えることを懸念し、審査会長には、資料作成の公正性について再検討し、必要な検証を行うよう求めた。
■ 審査会長への要請
最後に、大石議員は憲法審査会の運営や資料内容について、「会長として、偏った意見が反映されていることを受け止め、再度検証していただきたい」と強く求めた。これにより、今後の憲法審査会における議論の進め方が注目されることとなった。