2026-01-28 コメント投稿する ▼
衆院選大阪5区 大石晃子「番組を壊す」発言と党首討論ルール論争
れいわでは2026年1月21日に山本太郎代表が健康上の理由で参議院議員を辞職し、当面は活動を控えると説明しており、大石共同代表が討論の表舞台に立つ機会が増えています。 大石共同代表は「過激だと思わない」と述べましたが、争点は過激かどうかではなく、討論の土俵を守ったかにあります。
大阪5区で響いた「番組を壊す」発言
れいわ新選組(れいわ)の大石晃子共同代表は2026年1月27日、大阪市のJR塚本駅前で第一声を上げ、党首討論での言動をめぐり「山本太郎は空気を壊す。大石晃子は番組を壊す」とのSNSの見立てに触れつつ、「悪いのは高市総理」と述べました。
大石共同代表は、討論や番組での振る舞いが「過激」と指摘されても「まったく過激だとは思いません」と答え、聴衆の拍手も起きたと伝えられています。
れいわでは2026年1月21日に山本太郎代表が健康上の理由で参議院議員を辞職し、当面は活動を控えると説明しており、大石共同代表が討論の表舞台に立つ機会が増えています。
同じ大阪5区には自由民主党(自民党)公認で杉田水脈元衆院議員が立候補しており、大石共同代表は会場が東西に分かれたことを引き合いに、杉田氏の知名度を意識する発言もしました。
この日の発言が注目されるのは、街頭での舌戦だけではありません。
公示直前の党首討論で、大石共同代表が制限時間を超えて発言を続け、司会者から複数回にわたり時間厳守を求められた場面が広く拡散しているからです。
討論のルールは「飾り」ではなく、民主主義の土台
党首討論では、各党が同じ持ち時間で意見を示す仕組みが置かれ、時間が近づくと合図が出る運用もあります。
このルールは、言葉の巧さを競うためではなく、全員の発言機会を公平に確保するためにあります。
持ち時間を守ること、質問と回答の順序を崩さないことは、相手の発言権と視聴者の判断材料を守るための最低条件です。
主張がどれだけ切実でも、ルールを壊してしまえば、残るのは「声の大きさ」だけになり、議論が力比べに転びます。
特に、短い選挙期間では有権者が各党の違いを知る材料が限られ、討論番組の1分や数分が重くなります。
だからこそ、そこでルールを守れない姿は、政策以前に信頼を削ります。
民主主義は、多数決の前に、少なくとも同じ条件で話し合うという合意で成り立っています。
大石共同代表は「過激だと思わない」と述べましたが、争点は過激かどうかではなく、討論の土俵を守ったかにあります。
「高市が悪い」では免責にならない理由
れいわの側は、内閣総理大臣の高市早苗氏が解散を主導し、短期決戦の総選挙に持ち込んだ点を批判しています。
実際に、2026年2月8日投開票の衆院選は2026年1月27日に公示され、12日間という短い期間での選挙戦となりました。
ただし、解散への賛否と、討論の場でルールを守るかどうかは、別の問題です。
解散が不満なら、質問を短く切り出し、回答を引き出し、矛盾を突くという手順を踏めばよいからです。
相手が答えに詰まる瞬間は、長い演説よりも、短い質問と沈黙のほうがはっきり映ります。
「相手が悪いから自分は悪くない」という言い方は、政治の場では響きやすい一方で、有権者の目には責任転嫁に映りやすい危うさがあります。
大石共同代表が高市首相を強く批判するほど、討論の進行を乱したことへの説明も同じ強さで求められます。
有権者が離れるのは「主張」より「態度」の瞬間
討論番組で求められるのは、完璧な答えよりも、相手の言葉を受け止めたうえで短く返す姿勢です。
そこが崩れると、視聴者は政策の中身に入る前に疲れてしまいます。
「言いたいことは分かるけど、時間を守らないのは見ていられない」
「ルール無視が許されるなら、議会って何のためにあるの」
「怒りは伝わるのに、質問が見えなくて置いていかれる」
「相手を追い詰めたいなら、短く聞いて答えを引き出してほしい」
「政治家こそ、決めた約束を守る姿を見せて」
れいわは消費税廃止などを掲げ、強い言葉で現状を揺さぶる戦い方を続けてきました。
しかし、揺さぶることと壊すことは違います。
討論のルールを守れない政治家は、法律や制度という社会のルールも軽く扱うのではないかという疑念を呼びます。
それは支持者以外にとって、最も警戒しやすいサインです。
大石共同代表が本当に有権者の心をつかみたいなら、まず討論の場でルールを守り、短い言葉で核心を突いて相手の答えを引き出すことです。
それができて初めて、強い主張が「騒ぎ」ではなく「説得」に変わります。
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