2026-01-13 コメント投稿する ▼
日韓首脳会談を奈良市役所が横断幕で歓迎、仲川市長「悠久なる絆象徴」
高市早苗首相が2026年1月13日に地元の奈良県で韓国の李在明大統領と首脳会談を行うのを前に、奈良市は13日、市役所に横断幕を掲げて歓迎しました。奈良県も県庁などに横断幕を設置し、古代から続く両国の歴史的つながりをアピールしています。
市役所に両国語の歓迎横断幕
奈良市が市庁舎正面に設置した横断幕は縦約1.4メートル、横約16メートルで、日本語と韓国語で「歓迎 韓国 李在明大統領」と記されています。午前9時頃に設置され、両国の国旗も掲げられました。
奈良市の仲川げん市長は、古代からの交流を踏まえてコメントを発表しました。仲川市長は「歴史的な外交の舞台として奈良が選ばれたことは、両国の悠久なる絆を象徴するものであり、大変うれしく思っております」と歓迎の意を示しています。
政府の発表によると、13日に奈良市で首脳会談と夕食会を行い、14日には朝鮮半島からの渡来人ともゆかりが深い法隆寺を訪問する予定です。
「奈良でやる意味あるのかな、東京でよくない?」
「税金使って歓迎ムードって、市民の声聞いてんの」
「古代の交流とか言われても、今の問題とは別だろ」
「横断幕作る暇あったら市民サービス充実させて」
「首相の地元でやるって、結局パフォーマンスじゃん」
県も横断幕で友好ムード演出
奈良県も県庁正面と近くの文化会館の案内板の2カ所に、両国語で「歓迎 日韓首脳会談」と記した横断幕を設置しました。デジタルサイネージによる情報発信なども行い、両国の友好ムードを盛り上げています。
奈良県の山下真知事も「本県でこのような重要な会談が開催されることは大変名誉なことだ」とコメントを発表しています。山下知事は「奈良と韓国は1500年以上にわたる交流の歴史を有しており、日韓首脳会談を開催するにふさわしい場所だ」と指摘しました。
高市首相の地元外交に注目
今回の首脳会談は、高市氏の首相就任後初めての地元入りとなります。高市氏は2026年1月12日午後、伊丹空港経由で奈良入りし、高市家の墓参りなどを行いました。
2025年10月に韓国・慶州で開催されたアジア太平洋経済協力会議での首脳会談の際、李氏が奈良訪問の希望を伝え、高市氏が快諾したことから、今回の地元開催が実現しました。
歴代首相が外国首脳を地元に迎え入れることは過去にもありました。安倍晋三元首相は2016年に山口県長門市でロシアのプーチン大統領と会談しています。外国首脳を地元に招くことは、歓迎の意を示す最大級のもてなしとされています。
古代交流の歴史を外交カードに
奈良は古くから大陸や朝鮮半島からの渡来人が文化を伝承してきた地域です。法隆寺をはじめとする多くの歴史的建造物は、日韓の「交流の原点」として深いゆかりがあります。
2025年10月の会談で、地元・奈良の話題が出ると高市氏は「ナラという言葉はもともと韓国語で国を意味する言葉で、奈良県民はよく知っている」と返したとされています。奈良県内には「百済」という地名もあり、渡来人が多く居住したことが由来とされています。
今回の奈良開催について韓国メディアは、中国が近現代の対立の歴史で韓国を引き寄せようとするのに対し、日本は古代の友好と協力の歴史を提示したカウンターパンチと分析しています。台湾有事を巡る高市氏の国会答弁に反発する中国が対日輸出規制強化に乗り出す中、日韓連携や日米韓3カ国協力の重要性を確認する見通しです。