2025-06-20 コメント: 2件 ▼
「国会議員に定年制を導入すべき理由」──平野雨龍氏が高齢出馬に疑問、SNSで共感広がる
国会議員に定年制度を設けるべきです!本日、鈴木宗男氏(77)の出馬が決まりましたが、男性の健康寿命は72歳です。山東昭子氏(83)も出馬しますが、女性の健康寿命は75歳です。いつまでやる気なのでしょうか?
平野氏が指摘するのは、国民の平均的な「健康寿命」と、政治家として求められる判断力や体力のバランスです。実際、厚生労働省の調査によれば、日本男性の健康寿命はおよそ72歳、女性は75歳前後。つまり「自立して活動できる年齢」を超えてもなお、政界にとどまり続ける現実に疑問を投げかけています。
今回の参院選では、77歳の鈴木宗男氏が再び立候補する方針を固め、83歳の山東昭子氏も9期目を目指す構え。政界で豊富な経験を持つ2人ではありますが、世代交代の必要性を訴える声がSNS上でも高まりを見せています。
特に若年層や働き盛りの世代からは、
「83歳でまた出馬?政治が高齢者クラブになってる」
「年金をもらっている世代が現役世代の制度を決めているのはおかしい」
「政治の新陳代謝が起きないのは構造的な問題」
「企業に定年があるように、国会議員にも年齢制限は必要」
「高齢のベテランに頼りすぎて若い人材が育たない」
といった声がXやThreads、Facebook上で数多く寄せられています。
現行制度では、議員に明確な定年制度はなく、有権者の審判のみに委ねられています。とはいえ、有権者の中には「投票の選択肢自体が高齢候補ばかり」「同じ顔ぶればかりで変化がない」と不満を持つ層も少なくありません。
平野氏の提起は、単なる批判にとどまりません。彼は、定年制の導入によって、若い世代の政治参加を促し、現役世代の声がより届く議会運営へとつなげる必要があると主張しています。
議員の職責が高い専門性や知見を要することは事実ですが、それが世代交代を妨げる理由にはなりません。むしろ、ベテランが引き際を見極め、次世代にバトンを渡すことが、政治の健全な成長に寄与するのではないでしょうか。
高齢議員の再出馬が続くなか、「国会にも定年制を」という議論は、今後さらに本格化していく可能性があります。世代の壁を超えた「代表制民主主義」の理想を実現するために、今回のような提言が一石を投じているのは間違いありません。