2025-07-08 コメント投稿する ▼
「現段階では撤回」熱海市長選の徐浩予氏、SNS発信に残る含み 問われる説明責任と立候補の本気度
熱海市長選に立候補を表明していた徐浩予氏、出馬を“現段階では撤回” SNS投稿に含みも
来年9月に予定される静岡県熱海市長選で、立候補を表明していた中国出身の徐浩予氏が、自身のSNSで「現段階では出馬を撤回する」と表明した。撤回の理由については一切明かしていないが、8日には「キーワードは現段階」と含みを持たせる投稿を行っており、今後の再出馬の可能性をにおわせる展開となっている。
突然の“撤回”に驚き 背景は不透明
徐氏は6日、自身のX(旧Twitter)で「来年行われる熱海市長選について出馬を表明しておりましたが、現段階では出馬を撤回することと致します」と投稿。記者会見で正式に進退を明かすと述べ、「また来年お知らせする」としている。
ところが、8日午後には再びXに現れ「キーワードは現段階」と一言だけ投稿。この投稿により、「今は様子を見ているだけではないか」「選挙情勢を見て動くつもりでは」といった憶測が飛び交っている。
「“現段階”って言葉、どうとでも取れるよね」
「撤回と言いながら、実質“保留”なんじゃないの?」
「この曖昧な態度、不信感しか生まれない」
「まずは熱海市民への誠実な説明が必要だと思う」
「SNSだけで態度を示すのは無責任」
過激発言や国籍不明瞭で炎上 出馬に根強い批判も
徐氏は中国・上海出身で、2015年に来日し、現在は熱海市在住。2021年7月の熱海土石流では被災経験もあるとされる。一方、SNS上では過去に「靖国神社は閉店すべき」「旭日旗は犯罪旗」など過激な投稿を行っており、市長選への出馬表明後もその言動は波紋を広げていた。
さらに、日本国籍を取得しているかどうかについて明言を避けていることも、批判を呼ぶ要因の一つとなっている。市長選に立候補するには日本国籍が必要であり、立候補の前提条件そのものが不透明との指摘が絶えない。
「国籍すら説明しないで市長選に出るって、どういうこと?」
「熱海のためと言うなら、まずは自分の立場を明確にすべき」
「表現の自由はあるけど、選挙に出るなら責任もある」
「この人に行政の長を任せるって、正直あり得ない」
「炎上狙いで注目集めてるようにしか見えない」
“市民の代表”としてふさわしいのか 問われる出馬の本気度
熱海市は2021年の土石流災害以降、インフラ再整備や防災対策など多くの課題を抱えており、市長には“市民の安心と信頼”が何より求められる。そんな中で、SNS上で不安を煽るような言動を繰り返す候補が名乗りを上げることに対し、「市民感情を無視している」との批判が根強い。
政治的な主張は自由であるべきだが、公職選挙への出馬は発言の責任と説明責任が伴う。今回の「現段階では撤回」発言も、選挙を“戦略的に利用している”と受け取られれば、さらなる不信を招く可能性が高い。