2025-03-30 コメント投稿する ▼
オール沖縄、髙良沙哉氏を参院選沖縄選挙区の統一候補に擁立
髙良氏は現在、沖縄大学で憲法学を教えており、今回の選挙戦には県内の有力な候補者として名乗りを上げることになった。髙良氏は出馬の要請を受ける見通しで、今後は正式に立候補を表明する予定だ。
統一候補選定の経緯
調整会議では、髙良氏を擁立することが投票によって決まり、他にも前県議で地域政党「沖縄うない」の代表を務める比嘉京子氏(74)が候補として挙がったが、最終的には髙良氏が選ばれた。
沖縄選挙区を巡る候補者選定は、前任の高良鉄美氏(71)が出馬を断念したことを受け、後任選びが急がれていた。高良鉄美氏はオール沖縄から支援を受けていた現職で、長年沖縄選挙区を代表してきたが、今回の選挙には立候補しない意向を示していた。
髙良沙哉氏のプロフィール
髙良沙哉氏は、1979年1月に那覇市で生まれ、北九州市立大学大学院博士後期課程を修了後、沖縄大学に勤務している。憲法学を専門としており、県内の大学で長年にわたって教育活動を行ってきた。県民からは知識と冷静な分析力に定評があり、今後の国政でも重要な役割を果たすと期待されている。
対立候補の動き
一方、沖縄選挙区における他の主要候補者としては、自民党が前那覇市議の奥間亮氏(38)を擁立し、参政党からは琉球大学教授の和田知久氏(65)が立候補することが決まっている。特に、髙良氏との一騎打ちが予想される中で、沖縄選挙区は注目の選挙区となりそうだ。
選挙戦の焦点
沖縄選挙区の争点のひとつは、政府が進める辺野古新基地建設問題だ。沖縄県民の間では新基地建設に対する強い反発が根強く、これが選挙戦の主要な争点となることは間違いない。また、離島振興策や、地域の防衛政策に関する議論も重要なテーマになるだろう。