2026-01-13 コメント投稿する ▼
へずまりゅう市議「奈良から出て行け」発言に共産党が抗議
奈良市議のへずまりゅう氏が日本共産党の奈良県議・山村幸穂氏に対し「奈良から出て行け」などと投稿した問題で、日本共産党奈良県委員会は2026年1月13日、抗議文を送付し投稿の削除と謝罪を求めました。 しかしへずまりゅう氏は「投稿は消さないし謝罪もしません」と拒否する姿勢を示しています。
へずまりゅう氏は1月10日、消防出初式で山村氏が国歌斉唱時に起立せず、日の丸に背を向けて目を閉じている写真を投稿しました。「日本が嫌いなら奈良から出て行けよ」との発言に対し、共産党側は「民主主義に反する言動」として強く抗議しています。
思想の自由か、公式行事での礼節か
共産党奈良県委員会は抗議文で、へずまりゅう氏の投稿について2つの問題点を指摘しました。
第一に、国歌斉唱に起立しないことを理由に「奈良から出て行けよ」と批判することは、憲法が定める思想及び良心の自由を認めない民主主義に反する言動だと主張しています。国旗・国歌法においても、国民に対して日の丸を掲げたり君が代を歌うことを義務づける規定はないと指摘しました。
第二に、奈良市議会議員の政治倫理に関する条例を引用し、へずまりゅう氏の行為は「奈良市議としての倫理が問われる」と批判しました。「一方的な断定で『出て行けよ』と排除する言動は、山村議員の人格と議員活動を否定し、名誉を棄損するもの」としています。
しかし、この問題には別の視点も存在します。消防出初式は、市民の安全を守る消防職員や消防団員を表彰し、士気を高める公式行事です。来賓として招かれた議員が、国歌斉唱時に座ったまま目を閉じている姿は、式典の趣旨や消防関係者への敬意を欠くとの批判も相次いでいます。
「公務員が公式行事で国歌を無視するなんて」
「思想の自由は分かるけど、消防士への敬意はないのか」
「税金で給料もらってる立場なのに」
「共産党の主張は分かるが、場をわきまえるべき」
「せめて起立くらいはできたのでは」
元迷惑系ユーチューバーの市議
一方のへずまりゅう氏は、2025年7月に奈良市議選で初当選したばかりの新人議員です。元迷惑系ユーチューバーとして知られ、窃盗罪や威力業務妨害罪などで執行猶予付き懲役刑の有罪判決を受けた前科があり、2026年4月まで執行猶予期間中です。
へずまりゅう氏は2024年夏から奈良公園の鹿の保護活動を行っていますが、この活動をめぐっては「中国人」と見なした相手に罵声を浴びせるなどの行動が問題視されています。発信内容の信憑性を疑う報道もあり、「排外的な民族主義」との批判も受けています。
共産党からの抗議文に対し、へずまりゅう氏は13日、「共産党から抗議文を提出されました。投稿は消さないし謝罪もしません。国歌が歌えんのなら日本から出て行け」と投稿し、共産党が問題視している「出て行け」のフレーズを繰り返しました。
双方に問われる議員としての資質
この問題は、思想の自由と公式行事での礼節、そして議員としての品位という複数の論点が絡み合っています。
山村氏は看護師出身で7期目のベテラン県議であり、日本共産党奈良県委員会の副委員長も務めています。共産党は従来から、君が代や日の丸が戦前に侵略戦争のシンボルとして用いられてきた歴史を指摘し、強制に反対する立場を取っています。しかし、来賓として招かれた公式行事で、国歌斉唱時に目を閉じて座っている姿は、思想信条の問題を超えて、式典への敬意や消防関係者への配慮を欠くとの批判を免れません。
一方のへずまりゅう氏も、元迷惑系ユーチューバーとして前科がある人物が、「出て行け」という排除的な言葉を繰り返し使用することには、議員としての品位が問われます。奈良市議会議員の政治倫理に関する条例が定める「市民の代表者として品位と名誉を損なうような一切の行為を慎み」という基準に照らせば、へずまりゅう氏の発言も同様に問題があるといえます。
双方ともに議員として税金から報酬を受け取る立場にありながら、それぞれ異なる形で市民・県民の信頼を損なう行動を取っているのではないでしょうか。この問題は、単なる思想対立ではなく、公職にある者としての責任と品位が問われる事案として捉えるべきです。
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