大石賢吾前知事が退任、政治資金問題悔やむ 平田研氏へバトン

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大石賢吾前知事が退任、政治資金問題悔やむ 平田研氏へバトン

2026年2月27日、長崎県の大石賢吾知事が県庁で退任式を迎えました。43歳で1期4年を務めた大石氏は、同年2月8日の知事選挙で元副知事の平田研氏に敗れ、県政の担い手を交代することとなりました。退任式では馬場裕子副知事が長崎県議会の議場で約400人の幹部職員を前に、大石県政下で進められた子育て支援や医療分野の充実を振り返りました。大石氏は施策実現への協力に感謝を述べるとともに、県民が長崎県を愛し誇りに思えるよう邁進してきたと4年間の県政運営を振り返りました。

政治資金問題が県政の足かせに


退任式後の記者会見で、大石氏は知事選挙が接戦だったことについて民意として受け止めるとしながらも、任期後半に政治資金問題が大きく取り上げられたことについて深い後悔の念を示しました。大石氏は「統計的な数字を見ても長崎県が前に進んでいるものも多くあり、県民を前向きにできたところもあったのに、政治資金問題がより注目された。非常に悔やんでいます」と語りました。

大石氏をめぐる政治資金問題は、2022年の知事選挙での収支報告書に関する複数の疑惑が発覚したものです。自身の後援会に対する2000万円の架空貸付疑惑や、医療団体からの286万円の迂回献金疑惑などが指摘されました。長崎地検は嫌疑不十分で不起訴処分としましたが、県議会での説明や給与の一部返上など、県政運営に大きな影響を与えました。

「政治とカネの問題、いい加減にしてほしい」
「4年間の実績より政治資金問題が注目されるのは仕方ない」
「若い知事に期待したけど、結局裏金問題で終わったね」
「数字で成果出てても信頼失ったらおしまいでしょ」
「せっかくドローン特区とか頑張ってたのに残念だった」

大石氏は2022年の知事選挙で当時全国最年少の39歳で当選し、医師で厚生労働省の医系技官という経歴を持つ異色の知事として注目を集めました。就任後はドローン物流の国家戦略特区指定や半導体産業の成長戦略など、新しい取り組みにチャレンジしてきました。

後継者への期待と今後の去就


大石氏は平田新知事について「力を一つに合わせて、新しい時代の長崎県づくりを実現していっていただければ」と期待を寄せました。今後の自身の去就については「仕事も住むところもなんら決まっていない」としつつも、長崎県の発展のため力を尽くすとの訴えに嘘はないと述べ、今後も何らかの形で県に貢献したいとの意向を示しました。

午後4時頃、大石氏は県職員約400人の拍手に見送られて県庁を後にしました。玄関前で花束を受け取った大石氏は「この4年間、皆様がたがやったことは必ず長崎県の未来のためになると私は信じています」と職員らに最後の言葉を贈りました。

2026年2月8日に投開票された長崎県知事選挙は、元副知事の平田研氏が28万7134票を獲得し、大石氏の28万346票を約6800票の僅差で破る接戦となりました。投票率は57.27パーセントで、前回を9.44ポイント上回る高い関心を集めました。平田氏は3月2日に新知事として就任する予定です。

大石氏の任期は数々の新しい挑戦と政治資金問題という影の両面を抱えながら終わりを迎え、長崎県政は新たな時代へと舵を切ることとなりました。

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2026-02-28 09:07:31(植村)

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