2025-08-22 コメント投稿する ▼
浦添市長がユーモア注意喚起「沖縄は明日3時間、社会活動が低下します」甲子園応援で話題
浦添市長の“注意喚起”が話題に
沖縄県浦添市の松本哲治市長が8月22日、自身のSNSでユーモアを交えた“注意喚起”を投稿し、ネット上で注目を集めている。
松本市長は「沖縄県では明日8/23の10:00から約3時間は電気、水道、ガス以外の全ての社会活動がかなり低下する可能性がございます。特に観光客の皆様はご注意下さい(笑)」と発信した。
投稿の背景
この日付と時間は、甲子園で沖縄代表・沖縄尚学の試合開始時間に重なる。市長は、沖縄県民の多くがテレビやラジオの前に集まり、応援に熱中するため、日常生活のあらゆる活動が“低下”するという“あるある”を、あえて行政トップの立場からユーモラスに伝えたものとみられる。
沖縄では毎年、甲子園に出場する県代表校を全県を挙げて応援する雰囲気があり、特に試合中は街全体の空気が一変する。観光で訪れた人が「いつもより人が少ない」と感じるのもこのためだ。
ネットの反応
投稿に対して、多くのユーザーから共感や笑いの声が寄せられている。
「これぞ沖縄の夏!まさに県民総出の応援ですね」
「観光客に“注意”ってユーモアが効いてる」
「水道ガス電気は止まらないけど、心は甲子園一色」
「知事じゃなく市長がこういうこと言うのがいい」
「行政トップも一緒に応援している感じが好きだな」
地域文化としての甲子園
沖縄にとって甲子園は単なるスポーツ大会ではなく、地域の誇りや団結を示す場でもある。応援に夢中になる市民の姿は、観光客にとっても新鮮な体験となる。
松本市長の投稿は、そうした沖縄ならではの文化をユーモラスに切り取った“観光情報”とも言える。生活の一部にまで溶け込む高校野球の存在感を、行政トップが軽妙に表現したことで、多くの人々に親しみを持って受け止められている。
浦添市長の“注意喚起”は、沖縄県民の甲子園にかける熱意と、それを笑いに変える余裕を伝えるものだった。観光客にとっても、こうした地域ならではの風景は旅の思い出の一部となるだろう。