2025-09-22 コメント投稿する ▼
浦添市新体育館で工費10億円増と工期1年延長 市議会が補正予算を可決
沖縄県浦添市が進める多目的運動施設(新体育館)の建設計画について、当初想定より10億円以上の費用増加が見込まれ、完成時期も1年遅れ2027年3月に延長されることが明らかになりました。 浦添市の場合、新体育館の規模や機能を維持した上で安全性・利便性を確保するため、設計内容の見直しを伴わず費用増を受け入れる判断に至りました。
浦添市、新体育館建設で費用増と工期延長
沖縄県浦添市が進める多目的運動施設(新体育館)の建設計画について、当初想定より10億円以上の費用増加が見込まれ、完成時期も1年遅れ2027年3月に延長されることが明らかになりました。市議会は追加費用に対応する補正予算を可決し、事業の継続を承認しました。
費用増加の背景
市によると、建設資材価格の高騰や人件費の増加が主因です。当初計画時より社会的コストが大幅に上昇し、全国的にも公共施設工事で同様の影響が広がっています。浦添市の場合、新体育館の規模や機能を維持した上で安全性・利便性を確保するため、設計内容の見直しを伴わず費用増を受け入れる判断に至りました。
工期延長と市の対応
工期は当初より1年延び、2027年3月の完成予定となります。市は、延長期間を活用して施工の安全性を高めつつ、利用者に長期的に愛される施設を目指すとしています。補正予算の可決により、市の財政負担は増えますが、将来的な地域スポーツ振興やイベント利用の拠点として期待されるため、必要な投資と位置付けています。
市民と議会の視点
議会では「財政負担の拡大は懸念だが、施設整備は地域活性化に不可欠」との意見が出されました。市民からも「費用増は痛いが、新体育館は必要」という声や、「他事業への影響が心配だ」との懸念が上がっています。
「資材高騰は全国的問題だが、市の財政は大丈夫か」
「スポーツの拠点は将来の投資になる」
「完成が遅れるのは残念だ」
「イベント誘致につながるなら意義はある」
「他の公共事業とのバランスも見直すべきだ
浦添市は、増額分の財源について国庫補助や起債を組み合わせる方針です。今後は工期遅延による市民生活への影響を最小限に抑えつつ、事業の透明性を確保する説明責任が求められます。