長野県女性管理職17.9%に上昇、前年より8人増の114人で過去最高

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長野県女性管理職17.9%に上昇、前年より8人増の114人で過去最高

長野県は2026年3月19日、2026年4月1日付の人事異動を発表しました。この人事異動により、女性管理職は前年より8人増えて114人となり、管理職全体636人に占める割合は17.9%と、前年より1.9ポイント上昇しました。女性が活躍する組織づくりを目指し、県は部課長級ポストへの女性の積極的な登用を進めています。

女性管理職114人、過去最高水準に


今回の人事異動では、部課長級の職員が352人となっており、全体の異動者数は2004人です。部長級は事務が34人、技術が14人の合わせて48人で、課長級は事務が160人、技術が144人の合わせて304人となっています。

部課長級への女性の登用では、部長級が14人、課長級が100人の計114人となりました。管理職全体に占める女性の割合は17.9%で、前年の16.0%から1.9ポイント上昇しています。長野県は女性が活躍する組織をつくるため、部課長級ポストへの登用を積極的に進めるとしており、今回の数字はその取り組みの成果と言えます。

部長級の異動では、県民文化部次長の池田昌代氏が監査委員事務局長に、環境部次長の山口恭子氏が諏訪地域振興局長に就任します。女性管理職の登用は、地方自治体において多様な視点を政策に取り入れ、住民の多様なニーズに応える上で重要な取り組みとなっています。

「女性管理職が増えるのはいいことだけど、まだ2割弱か」
「働きやすい環境づくりがないと数だけ増やしても意味ない」

地方自治体の女性管理職登用の現状


地方公務員における女性管理職の割合は、近年わずかに増加傾向にあるものの、依然として男性が中心の組織構成となっています。都道府県や市区町村別に見ても地域間で大きなばらつきが見られ、その改善が求められています。

女性が管理職として活躍しづらい背景には、性別に関する固定観念や育児・家事負担の偏りなどがあります。特に日本では長時間労働が管理職の前提とされる傾向が強く、育児や家事との両立が難しいという現実があります。また、管理職向けの研修やキャリア支援が十分に提供されていない自治体も多く、昇進の機会が限られるケースも少なくありません。

国際的な視点で見ると、日本の女性管理職の割合は先進国の中でも下位に位置しています。スウェーデンやノルウェーでは女性の管理職比率が50%に迫るほど高い数値を記録しており、日本との差が顕著です。この背景には、ジェンダー平等を推進する法律や働き方改革が強力に進められてきたという事情があります。

「北欧みたいに半分が女性管理職なんて日本では夢の話だよね」
「固定観念をなくす教育から始めないとダメだと思う」

女性活躍推進法の改正で義務化へ


企業においても女性管理職登用の動きが進んでいます。2026年4月からは、従業員101人以上の企業に対して女性管理職比率の公表が義務化されます。これまで従業員301人以上の企業に義務付けられていた男女間賃金差異の公表に加えて、新たに女性管理職比率も公表対象となります。

政府は第5次男女共同参画基本計画で、2025年までに女性管理職比率30%を目標としていますが、現状では日本の課長級以上の女性管理職比率は12.7%程度と、国際的に見ても著しく低い水準にあります。アメリカやフランスなど多くの国が30%以上を確保しているのに対し、日本は大きく後れを取っています。

女性管理職の登用を進めるには、企業や自治体が直面する課題を明確にし、解決策を講じる必要があります。ワークライフバランスを重視した働き方の実現、管理職向けの研修やキャリア支援の強化、性別による固定観念を払拭するための意識変容など、多角的な取り組みが求められています。

「数値目標は必要だけど、形だけの登用にならないか心配」

長野県の今回の人事異動は、女性管理職比率を着実に引き上げる一歩となりました。しかし17.9%という数字は、まだ道半ばであることを示しています。真に女性が活躍できる組織をつくるためには、数値目標の達成だけでなく、働きやすい環境整備や意識改革など、継続的な取り組みが不可欠です。

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2026-03-20 11:40:47(植村)

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