2025-06-21 コメント投稿する ▼
公約北海道釧路市が太陽光発電を許可制に ノーモアメガソーラー宣言を条例化、タンチョウ保護へ本格対応
釧路市が太陽光発電を許可制へ 「ノーモアメガソーラー」本気の一手
北海道釧路市は19日、野生生物の保護を目的として、10キロワット以上の事業用太陽光発電施設の新設を許可制とする新たな条例案を市議会の民生福祉常任委員会に提示した。市はこれまで「ノーモアメガソーラー宣言」を出していたが、今回は法的拘束力を持つ条例として規制に踏み切る姿勢を明確にした。
条例案は2024年9月の定例市議会に提出され、2025年1月1日の施行を目指すという。
「釧路市、本気で環境を守る覚悟を感じた」
「タンチョウのためなら太陽光もストップ、これは珍しい英断」
「ノーモアメガソーラー」宣言から一歩進んだ条例化
釧路市では、市内各地で進む太陽光パネルの乱開発が希少な野生動物の生息環境を脅かしているとして市民から懸念の声が相次いでいた。市は今月1日、「自然環境と調和しない施設の設置は望まない」とする「ノーモアメガソーラー宣言」を発表していたが、それだけでは開発を抑制できないとして、条例による実効性ある規制に踏み切った。
条例案では、タンチョウ、オジロワシ、クマゲラなど5種を「特定保全種」に指定。これらの生息に重大な影響を及ぼすと判断される場合は、市が太陽光発電施設の設置を許可しない方針だ。
「再エネでも自然破壊なら意味がない。釧路の判断は理にかなってる」
「タンチョウに会いたくて北海道に行く人だって多い。守るべきは鳥と自然」
専門家の意見義務化・違反事業者の公表・廃棄費積立も義務化
条例案には、さらに以下のような義務も盛り込まれている:
* 事業者は、市が選定した専門家の意見を基に野生生物の事前調査と保全対策を行うこと
* 市の命令に従わない事業者名は公表される可能性がある
* 将来的な設備撤去に備え、廃棄費用の積み立てを義務化
これにより、太陽光発電による「開発リスク」の抑制と「撤去放置」の防止という、全国的にも問題となっている二大課題に釧路市は包括的に対応しようとしている。
「廃棄費用の積立を義務化って、全国の自治体でやってほしいレベル」
「ペーパープランで山を潰す業者への牽制になる」
再エネと自然保護のバランス問われる時代に
再生可能エネルギーの推進は国策であり、2050年カーボンニュートラルの実現には太陽光発電の拡大も欠かせない。一方で、乱開発による森林伐採や生態系破壊が問題視され、住民とのトラブルに発展するケースも増えている。
釧路市の今回の決定は、「再エネ推進」と「自然保護」のバランスを模索する全国自治体にとって一つのモデルケースとなる可能性がある。
この投稿は鶴間秀典の公約「湿原を守る!太陽光パネル規制条例」に対する評価として投稿された情報です。この公約は点の得点で、公約偏差値、達成率は90%と評価されています。