2025-12-22 コメント投稿する ▼
公約釧路湿原メガソーラー伐採始まる 希少生物への影響と環境破壊懸念
住民らは、希少生物の生息調査が不十分なまま工事を進める状況に強く反発しています。 太陽光発電は再生可能エネルギーとして温室効果ガス削減に寄与する一方で、自然環境に重大な影響を与える側面があります。 こうした問題は釧路に限らず、日本各地で再生可能エネルギー推進と生物多様性保全の間で対立を生んでおり、より厳格な環境保護策が求められています。
釧路湿原周辺で木伐採始まる 住民「駆け込み工事だ」
北海道釧路市昭和地区の釧路湿原周辺で、大規模太陽光発電所(メガソーラー)の建設予定地である森林の**伐採作業が2025年12月22日朝に始まりました。住民らは、希少生物の生息調査が不十分なまま工事を進める状況に強く反発しています。市は本来、オジロワシや絶滅危惧種の生息状況について再調査を求めていましたが、事業者である大阪の日本エコロジー社は作業を強行しました。
現場ではチェーンソーの音が響き、伐採された木のすぐ上空をオジロワシが飛ぶ光景も確認されています。地方自治体が条例で太陽光発電所の設置を「許可制」とした10月の新規制は、来年1月開始予定の事業にしか適用されないため、住民からは「駆け込み工事だ」との批判が出ています。住民説明会では不十分な生息調査に対する不信が続き、町内会は再度説明会の開催を求めています。こうした状況は自然破壊と住民軽視の構図として国内でも注目されています。
希少生物と湿原の環境破壊を懸念する声
釧路湿原は日本最大の湿地帯であり、ラムサール条約登録地として国際的にも重要です。ここには国指定の天然記念物タンチョウや、オジロワシ、キタサンショウウオなど、多数の希少種が生息しています。
近年、この地域で太陽光発電施設の建設が急増しており、2012年の25カ所から2025年には500カ所を超える案件が市に持ち込まれています。こうした背景から、釧路市は2023年にガイドラインを、2025年10月には市長許可制条例を導入しましたが、条例施行前の「駆け込み的」な工事が進んでいます。地元の自然保護団体や住民は、希少生物の生態系への影響を十分に調査せずに伐採や設置を進めることが、環境破壊につながると強く懸念しているのです。
当然駆け込みですよね、それしか考えられない。駆け込みして着工の事実を作っておきたい
こうした住民の声は、自然保護団体や専門家らの危機感とも一致しています。文化庁が現地調査に入ったにもかかわらず、企業側は「適切な調査を実施した」と主張し、工事を進める姿勢を崩していません。結果として、森林法や文化財保護法に基づく調査や届け出が不十分だったことが指摘され、行政指導が繰り返されても対応が後手に回っているとの批判もあります。
メガソーラー建設と環境保護の矛盾
太陽光発電は再生可能エネルギーとして温室効果ガス削減に寄与する一方で、自然環境に重大な影響を与える側面があります。メガソーラー建設には土地の大規模な伐採・整地が伴い、生態系の破壊や土壌浸食、水循環の変化を招く恐れがあります。特に湿地帯のような脆弱な環境では、植生の喪失が生物多様性に深刻な影響を与えかねません。広範な土地利用変更は、雨水の流路変更や土壌浸食を促進し、湿地特有の生態機能を損なう可能性があるとの指摘もあります。
さらに現場近辺ではタンチョウの親子が建設地付近で確認されており、希少種の生活圏を直接的に損なう懸念が高まっています。本来なら慎重な生息調査と周辺住民への十分な情報提供が必要ですが、関係者からは「説明が形式的で地元の実情に沿っていない」との批判が根強い状況です。こうした問題は釧路に限らず、日本各地で再生可能エネルギー推進と生物多様性保全の間で対立を生んでおり、より厳格な環境保護策が求められています。
住民・専門家らの反発と今後の行方
釧路湿原周辺のメガソーラー問題は、住民だけでなく環境保全団体や著名人からも批判が広がっています。「犠牲が大きすぎる」と環境保護を訴える声や、再生可能エネルギー推進の名の下で自然破壊が進むことへの反発が強まっています。住民や団体は建設計画撤回と再調査の実施、十分な説明会開催を求め続けており、今後も法的措置や市民運動が活発化する可能性が高いです。
行政側も条例の運用強化や国レベルでの規制強化が検討される中、現場での対立は収束していません。メガソーラーの建設と環境保全の両立をどのように図るかは、釧路だけでなく全国的な課題として議論されることとなるでしょう。
この投稿は鶴間秀典の公約「湿原を守る!太陽光パネル規制条例」に関連する活動情報です。この公約は点の得点で、公約偏差値、達成率は95%と評価されています。
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