2025-07-03 コメント投稿する ▼
立憲・福士ますみ氏が第一声 格差を正し「暮らしを変える政治を青森から」
「格差を正す政治を青森から」
立憲・福士ますみ候補が第一声、小川幹事長も応援に駆けつけ
福士ますみ氏が第一声 政治家としての決意表明
参院選公示日の7月3日、青森県選挙区から立憲民主党公認で立候補した福士ますみ氏が、青森駅前公園で第一声の演説を行った。応援には、小川淳也幹事長のほか、田名部匡代選対本部長、舛田世喜男・岡田華子両衆院議員が駆けつけ、立憲民主党としての“青森決戦”の構えを見せた。
マイクを握った福士氏は、「生まれ育った環境に左右されず、誰もが自分の人生を選べる社会を」と訴え、現場主義の政治を掲げた。30年にわたって報道記者として地域に寄り添ってきた経験を踏まえ、「実質賃金の停滞、雇用格差、教育格差に終止符を打ちたい」と力強く語った。
「政治に関心なかったけど、福士さんの話は胸に刺さった」
「格差に切り込む候補って貴重。青森の若者に希望を」
「暮らしと直結した話ばかりで、共感できた」
「生活の声を拾える人が政治に行ってほしい」
「“政権交代の風を青森から”という言葉にぐっときた」
「暮らしの格差」を訴える 若者と高齢者に希望を
福士氏は第一声で、特に地方の若者に焦点を当てた。「働いても報われず、結婚や出産を諦め、地元に残れない。そんな状況を変える」とし、教育費の負担軽減や、地域で安定して働ける雇用の創出、高齢者の年金・医療支援の拡充を政策の柱に掲げた。
「政治とは暮らしそのもの。生活の声を政策にすることが、政治家の役割だ」と語る姿勢は、有権者の生活実感に根差した政治を求める層に響く内容となった。
また、政権交代を視野に入れた発言も飛び出し、「青森から国を変える風を起こす」と強調。青森県という地方からこそ、新しい政治の流れを起こせるとの自信をにじませた。
小川幹事長も応援に 「参院の壁を突破したい」
応援に駆けつけた小川淳也幹事長は、「福士さんは柔らかさの中に強さを持つ、今の時代に必要な政治家」と評価し、「今こそ、彼女のような人材を国会に送るべきだ」と聴衆に語りかけた。
また、小川氏は、昨年の衆院選で野党が一定の成果を挙げたことをふまえ、「参院ではまだ与党が多数を握り、重要法案が通らない壁がある」と指摘。そのうえで、「この選挙でその壁を乗り越えさせてほしい」と訴えた。
政策面では、当面の物価高対策として「ガソリン減税」「食料品の消費税ゼロ」を打ち出し、「暮らしの現場に寄り添う政策を着実に前進させる」と力を込めた。
「福士×小川コンビ、説得力あった」
「政策活動費の透明化って、もっと報じていい成果」
「参院でのバランスの悪さ、改めて気づかされた」
「“生活感のある政策”がある政党が一番信頼できる」
「食料品の消費税ゼロ、本気ならぜひ実現してほしい」
“現場の声”から生まれる政治 地方から変える覚悟
報道の現場で30年。見てきたのは、変わらない政治に置き去りにされる地域の声、声を上げられない人々だった。福士氏の第一声には、「その声を国会へ」という強い意志が込められていた。
地方の実情を知り尽くした候補が、どこまで国政に通じる言葉を発信できるか。全国区の政権論争とは一線を画し、青森から「生活密着型の政治」を訴える姿勢が、他候補との差別化につながるか注目される。