世耕弘成氏、裏金事件で参考人招致に応じる意向 参院予算委への出席へ

2025-04-11 コメント投稿する

世耕弘成氏、裏金事件で参考人招致に応じる意向 参院予算委への出席へ

自民党の派閥によるいわゆる「裏金事件」をめぐり、参議院予算委員会が求めていた参考人招致について、前参院幹事長の世耕弘成衆院議員が出席に応じる意向を示したことが11日、関係者への取材でわかった。参院側は今月21日の出席を打診しており、この日が回答の期限だった。

世耕氏は安倍派の中核メンバーとして、政治資金パーティーの収入の一部が裏金として処理されていた問題に関与していたとされる。今回の参考人招致は3月28日に与野党の全会一致で決まったもので、強制力こそないが、政界の注目が集まっていた。

参院関係者によると、世耕氏はすでに自民党幹部に対し、「出席する意向を固めた」と伝えたという。

背景にある世論と与野党の思惑


自民党内では、裏金問題に絡む説明責任を果たすべきだとの声が強まる一方で、「参考人招致では真相に迫るのは難しい」と冷ややかに見る向きもある。過去の例を見ても、こうした場での証言は曖昧になりがちで、核心部分には踏み込まない答弁に終始することが多い。

一方、野党側は今回の招致について「一歩前進」としながらも、「形だけの出席では意味がない」と釘を刺す。必要であれば、より強制力のある証人喚問を視野に入れるべきだとの声も出ている。

参院から衆院へ―立場を変えても続く追及


世耕氏は昨年の衆院選で参院から鞍替えしたが、今回の件では過去の立場における説明責任が問われている。党内では離党の判断に「責任回避ではないか」との批判もあっただけに、今後の発言次第ではさらなる波紋を呼びそうだ。

参考人招致は、あくまで「参考」であり、証言拒否や曖昧な回答も可能な仕組みだ。国民の疑念を払拭するには、どこまで真摯に答えるかが鍵となる。


- 世耕弘成氏が参院予算委の参考人招致に応じる意向を表明
- 招致は3月に全会一致で決議、21日に出席予定
- 安倍派幹部として裏金問題への関与が疑われている
- 野党は証人喚問など強制力ある手段の必要性を指摘
- 世論の信頼回復に向け、真摯な説明が求められる

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2025-04-11 15:01:53(キッシー)

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