2026-01-16 コメント: 1件 ▼
和歌山2区、自民県連が世耕弘成氏支持へ転換 二階家との対立に決着
自由民主党(自民党)和歌山県連は2026年1月16日、前回の衆議院選挙で保守分裂となった和歌山2区に候補者を擁立せず、無所属で当選した現職の世耕弘成衆議院議員氏を支持することを決めました。二階俊博元自民党幹事長氏の三男である二階伸康氏を支援してきた県連が、次期衆院選で方針を大転換した形となります。
県連が世耕氏支持へ転換
自民党和歌山県連は16日に臨時の役員会を開き、和歌山2区の候補者について協議しました。決定事項として「世耕弘成衆議院議員と自民党和歌山県連は友好関係を尊重し、行動を一にすることに努める」との方針を示し、和歌山2区に候補者を擁立しないことを正式に決定しました。
役員会には世耕氏本人も出席しています。世耕氏の今後の自民党内での処遇について、県連は「党本部の意向を踏まえて対応する」としており、復党の可能性も含めて今後の動向が注目されます。
和歌山2区では現職の世耕氏が次期衆院選への出馬を予定しているほか、共産党(日本共産党)が候補の擁立を模索しています。前回のような保守分裂選挙は避けられる見通しとなりました。
前回選挙は世耕氏が圧勝
2024年10月に実施された前回の衆議院選挙では、裏金問題で自民党を離党した世耕氏が和歌山2区から無所属で立候補しました。一方、自民党は二階俊博元幹事長氏の後継として三男の伸康氏を公認候補として擁立し、保守分裂選挙となりました。
選挙結果は世耕氏の圧勝でした。参議院議員として26年間の政治経験を持ち、内閣官房副長官や経済産業大臣を歴任した実績を訴えた世耕氏は、二階伸康氏に3万票以上の差をつけて初当選を果たしています。二階氏は比例復活もできず落選という厳しい結果に終わりました。
「世耕さんの実績は誰もが認めるところ。二階家の後継より即戦力が必要だった」
「県連が二階さんを見捨てるとは思わなかったけど、前回の結果を見れば仕方ないのかも」
「結局、組織より有権者の声が勝ったってことだよね」
「これで保守分裂は避けられる。和歌山のためにはいいことだと思う」
「世耕さんは離党してるのに県連が支持って、ちょっと複雑な気持ち」
二階氏との対立の歴史
和歌山では長年、衆議院は二階俊博氏、参議院は世耕氏という棲み分けが定着していました。しかし、裏金問題で二階氏が不出馬を表明したことで状況が一変しました。
自民党和歌山県連は当初、二階氏の後継として伸康氏を全面的に支援する方針でした。2024年10月の選挙前には、「公認候補を不利に陥れる行為は党規違反となります」との文書を党員に配布し、世耕氏への支援を牽制していました。町村会も動員をかけ、二階陣営への強制参加を求めるなど、組織を挙げて伸康氏を支援しました。
しかし、世耕氏は無所属という立場を生かして「比例は公明へ」と訴え、公明党票を取り込むことに成功しました。また、安倍晋三元首相の側近としての実績を強調し、政権中枢を担ってきた即戦力を訴えました。
選挙後、世耕氏は衆院会派「自由民主党・無所属の会」に入会し、実質的に自民党と行動を共にしています。
参院選でも保守分裂が継続
和歌山の保守分裂は衆院選だけにとどまりませんでした。2025年夏の参議院選挙和歌山選挙区でも、自民党公認の二階伸康氏と、世耕氏が支援する無所属の望月良男元有田市長氏が対決する構図となりました。
結果は望月氏が二階氏に3万4000票以上の差をつけて初当選しました。自民党和歌山県連は2025年7月31日、望月氏を「反党行為」として除名処分としましたが、世耕氏と二階氏の対立構図は一層鮮明になりました。
こうした一連の選挙結果を受けて、県連は次期衆院選での方針転換を余儀なくされた形です。有権者の選択を重視し、実績のある世耕氏を支持することで、保守勢力の結束を図る狙いがあるとみられます。
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