2025-04-14 コメント: 1件 ▼
「並ばない」は大ウソ――泉房穂氏が大阪・関西万博の混雑と巨額予算に「庶民感覚がない」と痛烈批判。
泉氏「莫大な予算を使ってこの運営とは」
泉氏は13日、Xにて「ドイツからの来場者からも『入場に2時間かかって、退場で1時間かかっている。ひどい運営だ。前回の万博では20カ所のパビリオンを回れたのに、今回は1カ所だけだ』との声があがっているとのこと。何年も前から準備を始め、莫大な予算を使っておきながら、この運営とは…」と投稿し、運営の不備を指摘した。
翌14日には、「『多くの来場者が駆けつけた』かどうかが論点ではない。『国民生活がこんなにも苦しい中で、万博にそこまで莫大な予算を使う必要があったのか』が論点だ。<1>センスも<2>能力も<3>資質もないのかもしれないが、『税金は大切に使うべき』という『庶民感』はあるつもりだ」と述べ、国民生活が厳しい中での巨額の税金投入に疑問を呈した。
「並ばない万博」のはずが、至る所で行列
大阪・関西万博は「並ばない万博」を掲げていたが、初日から入場ゲートやパビリオン、トイレ、会場内のコンビニ、退場ゲートまで至る所で長蛇の列が発生した。事前予約制も機能せず、SNS上では「もう帰りたい」がトレンド入りするなど、来場者からの不満が噴出した。
- 大阪・関西万博が4月13日に開幕したが、初日から大規模な混雑と運営の混乱が発生。
- 元明石市長の泉房穂氏が、Xで万博運営を厳しく批判。
- 泉氏は、国民生活が厳しい中での巨額の税金投入に疑問を呈した。
- 万博は「並ばない万博」を掲げていたが、入場ゲートやパビリオン、トイレ、会場内のコンビニ、退場ゲートまで至る所で長蛇の列が発生。
- 事前予約制も機能せず、SNS上では「もう帰りたい」がトレンド入りするなど、来場者からの不満が噴出した。
今後の対応が問われる
万博協会は、初日の混雑について「予想を上回る来場者数が原因」と説明しているが、事前予約制が機能しなかったことや、各所での行列発生に対する具体的な改善策は示されていない。今後、運営体制の見直しや、来場者の利便性向上に向けた取り組みが求められる。
また、泉氏の指摘にあるように、国民生活が厳しい中での巨額の税金投入に対する説明責任も問われており、政府や万博協会は、透明性のある情報公開と、国民への丁寧な説明が必要とされている。