2022-10-09 コメント投稿する ▼
明石市長、議員に暴言「次の選挙で落としたる」 謝罪を表明
■ 発言の背景
事の発端は、3月6日に市議会の4会派が泉市長に対する問責決議案を議会運営委員会に提出したことだ。この決議案は、市長が2月に企業の税情報を無断でSNSに投稿したことが発端となっていた。その後、この問責案は12日に市議会本会議で提案され、採決される予定だった。
ところが、式典に出席していた泉市長が、隣に座っていた榎本和夫市議会議長(自民党系会派)に対して、「問責なんか出しやがって。ふざけとるんか。次の選挙で落としたる」と言い放った。この発言に続いて、飯田伸子市議(公明党)にも「(問責案に)賛成したら許さんからな」と強い口調で告げたという。
■ 泉市長の反応
市長はその後、取材に対し「発言は不適切で撤回する」と述べ、榎本議長と飯田市議に謝罪したと報告している。この発言が公に伝わると、すぐに反響を呼び、泉市長は自らの言動を悔い改めた形だ。
■ 今後の影響
泉市長に対する問責決議案は、来る12日に市議会で本会議に提出される予定であり、採決が行われる。この一件を受けて、今後、明石市政にどのような影響が出るのか注目されている。市長と議会との対立は、市政運営において新たな課題を突きつけることになるだろう。