2025-07-11 コメント投稿する ▼
塩村あやか候補「小さな声を政治に」再選訴え 東京で生活者目線の実績強調
東京・塩村あやか候補が訴え「小さな声を、大きな力に」
「声が届かない人の力になりたい」──6年の実績と2期目への決意
参院選終盤戦となった7月11日、東京選挙区から再選を目指す立憲民主党の塩村あやか候補が、JR錦糸町駅南口で街頭演説に立ちました。応援には大串博志代表代行らも駆けつけ、支援を呼びかけました。
2期目への挑戦となる塩村候補は、1期6年の間に成し遂げた実績を振り返りながら、「これまで政治に見過ごされてきた声を、確実に国会に届けてきた」と強調。具体的には、不妊治療の保険適用や無痛分娩の制度整備、就職氷河期世代の雇用不安への対応など、「小さな声」をもとにした政策実現に取り組んできたことを紹介しました。
「政治が変われば、暮らしは変わる」と語る塩村候補。今後の政策として、無痛分娩や乳がん検診(MRI乳腺撮影)の普及、奨学金返済の税額控除制度の導入、ペットの一時保護、高齢単身者の自立支援など、幅広い生活課題に寄り添った提案を訴えました。
物価高騰に対抗、エネルギー政策で“日本型成長”へ
演説では物価高対策にも言及。「いまの物価高の根本には円安構造がある」とし、国産の太陽光パネルや蓄電池への投資など、エネルギー分野での自立と長期的な安定を目指す考えを示しました。特に注目されるのが「ペロブスカイト技術」の活用。次世代太陽電池として期待されるこの技術を通じて、クリーンで安定したエネルギー供給を目指す方針を強調しました。
大串博志氏「塩村さんこそ、声を形にする政治家」
応援に駆けつけた立憲民主党の大串博志代表代行は、「『小さな声を、大きな力に』という姿勢を6年間貫いてきた」と塩村氏を評価。不妊治療、ヤングケアラー支援、特殊詐欺対策、マンションの権利問題など、市民の声を受け止め国政へとつなげてきた姿勢に触れ、「今の時代に最も必要な政治家」と呼びかけました。
円安が物価高の一因であることにも触れ、「金融緩和一辺倒だったアベノミクスの見直しが必要だ」と述べ、金融政策の正常化によって中長期的に物価を抑える必要性を訴えました。
この日の演説会には、酒井なつみ衆院議員や柴田勝之衆院議員をはじめ、多くの地方議員や市民が集まり、終始熱気に包まれました。